背景
当時の日雇い人の生活は、非常に不安定でした。一日は朝の六時から始まりました。
1デナリオンは一日の賃金ですから、今の平均年収を300で割ると、その価値がわかります。たとえのぶどう園の
主人は神様で、
ぶどう園は神の国です。
質問
- たとえから
- 主人は、一日に何回、労働者を雇いに行きましたか(1-6)。
- 主人が最初のグループにだけ、一日の賃金の額を言ったのはなぜですか(2、4)。
- 朝6時に広場に行かなかった日雇い人の背景を、考えてください。
- 主人が、元気な人だけではなく、だれでも雇ったのはどうしてですか。
- 最後のグループをだれも雇わなかった理由をいろいろ考えてください(6、7)。
- 最初と最後のグループの、それぞれの一日を比べてください。どっちがより楽しかったでしょう(7、12)。
- 最後のグループに5人いたとします。もし彼らを雇わなかったら、主人は何円節約できたでしょう。
- 主人が、最後に来た者から賃金を払ったのは、どうしてでしょう(8)。
- 最初のグループの人が、約束どおりの賃金をもらって文句を言ったのは、どうしてでしょう。
- 賃金の払い方は公正だったと思いますか。理由も言ってください。
- 主人はどうしてみんなに同じ賃金を払ってやりたいと思ったのでしょうか。いろんな説明を考えてください。
- たとえの解釈
- 神様はなぜ、だれもが御国のために働くことを望んでおられるのでしょう。
- このたとえの賃金の意味は何ですか。
- 神の国の「賃金」はみんな同じだというのはどうしてだと思いますか。
- 皆さんは一日のうちのいつ、神の国に雇われましたか。
- 一生涯、神の国で苦労した人と、最後の瞬間に救われた人と、どちらの方が運がいいと思いますか。理由も言ってください。
- 自分より苦労してないと思う人が教会で誉められると、皆さんはどんな気持ちになりますか。
- 最後の日に神様が皆さんに、パウロのような人と同じ報いを与えてくださったら、どう思いますか。
- たとえからすると、16節の意味は何ですか。
- 「あなたもぶどう園に行きなさい」と、イエス様は皆さんに言われます。どう答えますか。
よき知らせ
イエス様ご自身は、神の御国で一番の重労働をされました。主が働かれたその「賃金」で、最後の日、すべての人に「1デナリオン」ずつ支払われる用意ができています。