背景
イエス様の時代、男の子は生後八日で神の民に数えられましたが、子供の立場はあまりよくありませんでした。この個所に出てくる原語の子供という単語「パイス」は、赤ちゃんを含めてどんな年の子供のことをも指しました。
質問
注:
かっこの中の質問は、前の質問に答えがないときにだけ読んでください。
- 自分の子供やほかの子供のことを見ると、「神の国はこのような者たちのものである」というのを信じることは簡単ですか、難しいですか。その理由も言ってください。
- 言葉も理解できないような赤ちゃんでも、母親たちがイエス様のところに連れて来た理由を、いろいろ考えてください。
- 皆さんがもし自分の子供をイエス様の所へ連れて行きたいと思ったら、その理由は何ですか。
- 当時も今も、大多数の母親が子供をイエス様の所へ連れて行くことに無関心であるのはなぜですか。
- 弟子たちが、子供がイエス様の所へ来ることを喜ばなかったのはなぜですか。
- ここで使われている「憤り」を表す原語は福音書のほかには出てきません。イエス様はどうしてこのときに限ってこのように怒られたのでしょう。
- 今、子供をイエス様の所へ連れて行くというのは、子供を聖書に触れさせることです。クリスチャンでさえ子供に聖書を読むことや教会学校、キャンプへ連れて行くことが、どうして簡単ではないのですか。
- 自分の子供や孫、またほかの子供たちにイエス様の言葉を聞かせるための具体的な方法を考えてください。
- どうして子供の方が大人より神の国に入るのが簡単なのですか。
- 子供がプレゼントを受けるのと、大人が受けるのはどう違いますか。
- イエス様の友情と罪の赦しという最もすばらしい贈り物の受け取り方を、大人と子供で比べてください。
- 子供だけの国を想像してください。この世の国々とどう違いますか。(世話をすること、責任をはたすことなど)
- 「あなた方の義が・・ファリサイ派の人々の義にまさっていなければ、あなたがたは決して天の国に入ることはできない」とイエス様はほかの時に言われました(マタイ5:20)。ここでは、子供たちでさえ入れると約束しておられます。この矛盾をどう説明しますか。
- 20年ほどあと、この時イエス様が祝福された子供たちは大人になりました。いい人もいれば悪い人もいるし、幸せになった人や不幸な人がいたでしょう。イエス様の祝福を受けたことは、この人たちの人生に意味を持ちつづけたでしょうか。もしそうなら、どういう意味だったでしょうか。
- 子供たちが人生のあらゆる困難に直面した時、母親にとってイエス様の祝福はどんな意味があったでしょう。
よき知らせ
母親はこう考えることができたでしょう。「イエス様は、以前祝福してくださった私の子供をお忘れになることはありません」皆さんも、子供のことで同じようにイエス様を信頼してください。