背景

ある行為または劇によって、旧約聖書の預言者は神の怒りを表現していることがあります。木をのろうのも、それと同じです。聖書によると、神の怒りは律法を守らない者に向けられます(申命記28:15)。

質問

注:かっこの中の質問は、前の質問に答えがないときにだけ読んでください。

12-14節

  1. 人が人をのろうとどうなりますか。
    • 皆さんが「死んでしまえ」と言われたことがあれば、その時どうしましたか。
  2. 季節ではなかったのにイエス様はどうしていちじくの実を探されたのですか。
    • この行為を、イエス様は何に、あるいは誰に向かって行われましたか。(イエス様はご自分の民イスラエルをのろわれたという解釈は、どう思いますか)
  3. イエス様はご自分の民にどういう実を期待されましたか。
    • イエス様は皆さんの人生にどういう実を期待しておられますか。
    • 皆さんの教会や世界中のキリスト教会に、イエス様はどういう実を期待しておられるでしょう。
  4. この個所からすると「恵みのとき(神の忍耐のとき)」はいつまで続くでしょう。
    (*欧米の教会に対する神の忍耐は、いつまで続くと思いますか)

20-21節

  1. のろわれた人生はどんなものでしょうか。
    • のろわれたいちじくの木とイエス様の十字架の木の共通点は何ですか。

22-24節

  1. 皆さんに、ここにあるような信仰の祈りを祈ったことがあるなら、その通りになったかどうか話し合ってください。
    • 普通の祈りと信仰の祈りはどう違いますか。
  2. 私たちが山に向かって動くように命じるということを、あまりしないのはどうしてですか。
    • 皆さんの人生で「山が動く」ようなことが起こったなら、お話しください。
    • クリスチャンが山に動けと命じても動かなかったという例は、どう思いますか。

25節

  1. 周りの人の罪を赦すことで、一番難しいことは何ですか。
    • だれかのことを絶対赦せないと思ったら、どうしたらいいでしょう。
    • ひとの罪をどうしても赦したくないというクリスチャンの信仰をどう思いますか。
  2. いちじくの木をのろわれたイエス様の行為とそのあとの説教とはどう関連していますか(22-25)。(この説教からすると、イエス様は私たちの人生にどんな実を期待しておられますか)
    • イエス様は、ご自分を殺す計画を立てた敵をどうやってお赦しになりましたか。

まとめ

  1. イエス様はなぜ、ほかでもない死の数日前にいちじくの木をのろわれたのですか。
    • イエス様のこの行為について次のような解釈もあります。「いちじくの木をのろわれたあと、イエス様は立場を代えてご自身がのろわれたものとなられました」これをどう思いますか。

よき知らせ

パウロはうれしい交換について言っています。司会者はガラテヤ3:13,14を読んでください。