背景
ヨハネには年取った両親がいましたが、この時はもう亡くなっています。兄弟はなく結婚もしませんでした。ヨハネが住んでいた所は、寂しい砂漠でした。
質問
注:
かっこの中の質問は、前の質問に答えがないときにだけ読んでください。
- もしヨハネが、いつも友達に囲まれていたら、どんな人になっていたでしょう。
- みなさんが寂しいと感じたときのことを思い出してみてください。寂しさがみなさんの人生にもたらした良い点は何ですか。
- ヨハネは群衆のことを「まむしのすえたち」と呼びました(7)。それなのに彼がイエス様より人気が高かったのはなぜでしょう。
- 7節から14節のヨハネの言葉を見てください。私たちの社会に、これはどう当てはまりますか。
- この説教の中で、みなさんの耳に痛いのはどの言葉ですか。
- みんながヨハネが言った通りに生きると、世の中はどのようになるでしょう。
- ヨハネの説教を、みなさんがいつも礼拝で聞いている説教と比べてください。どこが違いますか。
- もし、みなさんの教会でだれかがヨハネのような説教をしたら、どんな反応があると思いますか。
- 4-6節はヨハネの使命が、来るメシヤのための道を人々の心の中に用意することだと言っています。このような厳しい言葉は、私たちの心の中にイエス様への道をどのように開いてくれますか。
- もしヨハネが「神様はあなたの弱さを知っておられ、あなたをそのままで受け入れてくださる」と説教したら、それを聞いた人はどうなっていたでしょう。
- ヨハネと来るメシヤとの関係は、どのようなものですか(15-17)。
- ヨハネがその人気を、自分の利益のために利用しなかったのは、なぜですか。
- ヨハネはヘロデ王が私生活で犯した罪を非難しました(19-20)。どうして彼は王の性関係にまで口出ししたのですか。
- どんなとき、私たちはひとの性的な罪を非難すべきですか。
- 牢に入れられたとき、ヨハネは30歳ぐらいでした。彼の短い生涯の意味は何でしたか。
- この預言者が人生で一番うれしかったことは何だったと思いますか。
- イエス様も洗礼者ヨハネの話を聞いた群衆のひとりでした。主は良い実だけを成らせる木でした。それなのになぜ、「切り倒されて火の中に投げ込まれ」なければならなかったのでしょう(9)。
よき知らせ
ヨハネの説教の大部分は、聞く人に罪の意識を呼び戻す戒めと警告です。しかし他の福音書で彼はメシヤが私たちの罪をどのようになさるかを明らかにしています。「見よ、世の罪を取り除く神の子羊」(ヨハネ1:29)。