背景
人々はイエス様を
偉大な預言者と呼びました。というのは、旧約聖書の中でエリヤとエリシヤが未亡人の息子をどのように生き返らせたかを覚えていたからです(16)。
質問
注:
かっこの中の質問は、前の質問に答えがないときにだけ読んでください。
- 大勢の人たちがこの葬式に出たいと思った理由を、いろいろと考えてください(12)。
- この未亡人の人生を考えてください。子供はできるだけたくさん欲しいという時代に、一人だけしか子供がいませんでした。父親がまだ生きていた間の、この少ない家族の最も幸せだったときは、どんなふうだったと思いますか。
- 夫が亡くなったとき、この女性にとって一番たいへんだったと思われる事は何ですか。
- 母親だけでひとり息子を育てると、経済面で、また精神面でどんな問題が起こりやすいでしょう。
- この母親が息子の棺の後ろを歩いていきながら、神様についてどういうことを考えたと思いますか。
- 若者が息を引き取ったとき、イエス様はナインから40km離れたカペナウムにおられました(7:1)。お葬式が行われるのは、遅くても次の日でした。そんなに速く歩いてまで、イエス様がこのお葬式に間に合いたいと思われたのはなぜですか。
- 未亡人が助けを願わなかったのに、どうしてイエス様は助けたいと思われたのでしょう。
- みなさんはどんなときに、神様の助けが間に合わないと感じましたか。
- イエス様の助けは遅すぎることがないという確信は、どうやって得られますか。
- 泣いている母親に「泣かなくてもよい」と、イエス様が言われたのはなぜですか。
- イエス様は今日、みなさんにも「泣かなくてもよい」と言われます。何を言おうとしておられるのですか。
- イエス様はどのようにして、死んでいる若者を起き上がらせましたか。
- 「イエスは彼を母親に返された」(15)とルカが言ったのは、どういう意味ですか。
- この出来事は、母親と息子の関係をどのように変えたと思いますか。
- 天のお父さまも、ひとり息子が墓に入れられるのを見なければいけませんでした。その苦しみと未亡人の苦しみと、どちらの方が大きいでしょう。
- 16節に「神がその民を顧みてくださった」と言っています。神様はなぜ、ご自分の息子が死んでいくのをお助けにならなかったのですか。