背景

百人隊長とは、イスラエルを占領しているローマ軍の将校でした。彼はおそらく、死刑とか戦いなどで人を殺した経験があるはずです。ローマ兵の宗教は皇帝崇拝でした。司会者はアブラハム、イサク、ヤコブについて短く説明してください。

質問

注:かっこの中の質問は、前の質問に答えがないときにだけ読んでください。
  1. 百人隊長は、本当の神様の話を僕から聞いていたと思われます。ローマの軍人が自分のユダヤ人の召し使いをこれほど評価するようになった、ほかの理由も考えてください(5、6)。
  2. ユダヤ人は、宗教的に汚れることを恐れて、外国人の家へは行きませんでした。百人隊長が、自分がイエス様を屋根の下に迎える値打ちのない者と考えたほかの理由は何でしょうか(8)。
  3. イエス様に近づこうとしているときの百人隊長の信仰はどういうものであったか、説明してください。
    • イエス様がひとことだけおっしゃってくだされば、皆さんの問題は解決すると信じますか(8)。
  4. 百人隊長は、どんなところがイエス様と自分の共通点であると考えていましたか(9)。
    • だれも見ることのできなかったイエス様の「軍隊」を、この将校はどうやって見ることができたのでしょう。
    • 皆さんが祈っている人を助けるために、イエス様は見えない天使を動かしてくださるということを信じますか。理由も言ってください。
  5. 福音書の中で、イエス様が人の信仰を誉められたのは2回だけしかありません。この人の信仰は何が特別でしたか(8-10)。(奇跡を信じるのと、イエス様の言葉を信じるのとはどう違いますか)
    • 彼は、大きな信仰を持っていると自分で分かっていたと思いますか。
    • 皆さんに、助けを受ける前にイエス様の言葉の力を信じた経験があれば、それを分かち合ってください。
  6. ほかの宗教を持つ外国人は、はじめから聖書を知っている人よりも容易にイエス様を信じることがあるのはなぜだと思いますか(11、12)。
    • 天の国(天国)に入る人と、外の暗闇(地獄)に追い出される人は、どこで分かれますか。
  7. 神様は救い主と国をアブラハム、イサク、ヤコブに約束されました。この3人の信仰とローマ軍の将校の信仰とはどう似ていますか。
  8. 百人隊長は、僕にどんなことが起こったかわからないまま家に帰りましたが、その道々、どんなことを予期したでしょうか(13)。
    • イエス様は皆さんにも今日、13節の言葉を言ってくださいます。どう答えますか。

よき知らせ

イエス様ご自身は御国から追い出されて、人が泣きわめいて歯ぎしりする外の暗闇に投げ込まれました。このようにして、御国の国籍を持つはずのないローマの将校と異邦人の私たちに、御国のパスポートを用意してくださったのです。