背景

中東の家は、丘の上に一軒だけで立っているのではなく、道沿いにかたまっています。遠くを見渡せる場所は、屋根の上だけです。また、中東ではふつう、男性は、走ったりしません

質問

注:かっこの中の質問は、前の質問に答えがないときにだけ読んでください。
  1. 良い家も良い父もあるのに、弟はどうして家の生活に満足しなかったのでしょう。
    • もしあなたがこの父親なら、息子の求めにどう答えると思いますか。
  2. 神様が、ご自分から離れて行こうとする人を引き止められないのは、なぜでしょう。
  3. この弟の外国での生活はどうだったと思いますか。幸せだったでしょうか。
    • 明日のことを考えないで、大金をもって外国旅行をするといった生活を、今の多くの人たちがしたいと思うのはなぜでしょうか。
  4. ユダヤ人にとって、豚は汚れた動物です。この若者は、14節から16節に書いてある状況の中で、どう感じたと思いますか。
    • こんな状態で、彼が取れる選択肢にはどんなものが考えられますか。
    • 今の状態で、あなたと神様との関係においてどんな選択肢がありますか。
  5. 18、19節には、若者の罪の告白があります。天に対する彼の罪は何ですか。彼がこの罪を最初に告白したのはなぜですか。
    • 彼の、父親に対する罪は何ですか。
  6. 私たちが、この放蕩息子のように考えてしまうのは、どういうときですか。「もう神の子と呼ばれる資格はありません」(19)。
    • 人が神様の子供と呼ばれる資格があるのは、どんなときですか。
  7. 自分が父親に言おうとしたこと全部を、この若者が言わなかったのはなぜですか(18-19、21)。
  8. 父親は、息子のいない数年間、どうしていたのでしょう。(20)
    • 父親はいつ息子を赦したと思いますか。
    • いつ息子は、父親の愛を信じるようになったと思いますか。
  9. このたとえ話の中のどこに、イエス様を見いだせますか。

よき知らせ

放蕩息子のたとえ話は、イエス様について対照的に教えています。イエス様も父の元を去られました。しかし、理由は全く違います。父の御心を達成するためです。そして、命を終えて帰ろうとされたとき、成蕩息子が受けたような暖かい歓迎はありませんでした。反対のことが起こったのです。つまり、扉は面前でピシャリと閉められました。なぜですか。