背景
バプテスマのヨハネ(30歳)は、
イエス様に洗礼を授け、天から下った聖霊を自分の目で見た人です。ヨハネへの返事で、
イエス様は預言者イザヤを引用しておられます。司会者はイザヤ35:5、6と61:1を読んでください。
質問
注:
かっこの中の質問は、前の質問に答えがないときにだけ読んでください。
- バプテスマのヨハネは、すばらしい宣教をしていた中から逮捕されました。彼の「罪状」は、ヘロデ王を姦淫のために批判したことです。獄中の彼に最も挫折感を与えたものは何だったか考えてください。
- ヨハネはイエス様にはじめて出会ったとき「見よ、世の罪を取り除く神の子羊」と言いました(ヨハネ1:29)。彼はどうして今になって、その確信を疑うようになったのでしょう。
- イエス様がキリストではないということがわかれば、ヨハネは自分の人生についてどんな評価をくだすことになったでしょう。
- 皆さんが、イエス様が神であることを疑ったことがあれば、それはどういうときでしたか。
- 弟子を送ったとき、ヨハネはイエス様が自分を奇跡的に釈放してくださることを期待したと思いますか(2、3)。理由も言ってください。
- イエス様はどうしてヨハネのところへご自分で面会に行かれなかったのですか。
- どうしてイエス様は、単に「はい、わたしです。ほかの人を待つ必要はない」とお答えにならなかったのでしょう(4)。(イエス様はなぜ旧約聖書の引用で答えられたのでしょう)
- 皆さんは、悲しみの中で、友達から聖書の言葉だけを受けたら、どう思いますか。
- イザヤを引用されたとき、イエス様はなぜメシヤが囚人を開放する約束の部分を飛ばされたのでしょう。
- イエス様の返事のどんな言葉を、ヨハネは自分に当てはめることができたでしょうか。
- 「福音」という言葉は、罪の赦しを意味しています(5)。このとき、ヨハネはどんな罪のために神の赦しが必要でしたか。
- 神様がご自分を信じる者を、ときには獄中のヨハネのように貧しくされるのはなぜだと思いますか。
- イエス様の、6節の言葉の意味は何ですか。
- この個所からすると、イエス様のやりかたにつまずいた時、どうすればいいですか。
- イエス様の答えを、ヨハネはどう思ったでしょう。(死ぬとき、心に平安があったと思いますか。)
- ヨハネは最初からずっと熱心な信者でしたが、イエス様との最後の接触で、その信仰はどう変わったと思いますか。
- ヘロデの手下が首を切るため牢屋に入ってきたとき、ヨハネは自分の人生と死について何を考えたでしょうか。
よき知らせ
イエス様が来られたのは「貧しい人に良い知らせを伝え、打ち砕かれた心を包み、つながれている人には開放の告知をし、嘆いている人々を慰める」ためでした。ヨハネにされたように、イエス様は皆さんにも今日、御言葉を通してこうしたいと望んでおられます。