背景
イエス様の時代、
羊飼いたちは安息日を守ることができないので、社会的に低い者とされていました。裁判の証人として認められませんでした。旧約聖書では、
御使いというのはアブラハムやエゼキエル、ダニエルといった「神の人」にしか現れませんでした。
質問
注:
かっこの中の質問は、前の質問に答えがないときにだけ読んでください。
- こんな羊飼いたちのユダヤの山での毎日を考えてください。その喜び、また悲しみは何だったでしょう。
- 羊飼いたちと、彼らが守れない戒めを与えられた紳様との関係はどんなものだったと思いますか。
- エルサレムはベツレヘムに近く、信心の厚い人がたくさんいました。なぜ、御使いはその人たちでなく、羊飼いのところに現れたのでしょう。
- 9節には、羊飼いたちがひどく恐れたと書いてあります。彼らは何を恐れたのでしょう。
- 今、みなさんが最も恐れることは何ですか。(心の中で答えてもかまいません)
- 御使いの言葉を聞いた羊飼いたちは何を喜んだのですか(10-12)。
- 御使いが、10-11節の言葉をあなたに言ったと想像してください。あなたは喜ぶと思いますか。理由も言ってください。
- 待ち望んでいたその救い主が飼い葉桶(家畜に干し草を食べさせる桶)の中で眠っていると聞いた羊飼いたちは、どう思ったでしょう。
- もしみなさんが、「救い主が洗い桶の中で眠っている」と言われたら、どんな気がしますか。
- 神が、汚れて冷たく、敵だらけ、バイ菌だらけの中に生まれたことが、どうして御使いたちには嬉しいことなのでしょう(13-14)。
- どうしてこんな所に、救い主が生まれなければならなかったのでしょう。
- 神様が御子を、生まれてすぐにだれかにお見せになりたかったのは、なぜでしょう。
- 真夜中だったのに、羊飼いたちはどうやってその馬小屋を捜し当てたと思いますか。
- 飼い葉桶の中に眠っている赤ちゃんが、主キリストであると羊飼いが信じた根拠は何ですか。
- たいへんな夜を過ごしたマリヤとヨセフを慰めたのは、羊飼いのどの言葉だったでしょう。
- 神様が、マリヤたちに御使いをお送りにならないで、羊飼いのところに送られたのはなぜですか。
- 羊飼いたちは、クリスマスの夜に見聞きしたことを大勢の人に話しました。他のみんなが赤ちゃんのイエス様を拝みに行かなかったのはなぜでしょう。
- イエス様が人に知られるようになったのは30年後です。この羊飼いのほとんどが、それ以前に死んでいます。生まれたばかりの救い主と出会ってから、羊飼いたちの人生はどう変わりましたか。変わらなかったのは何ですか。
- この出来事を通して羊飼いたちは、神様と自分の関係について何が分かりましたか。
よき知らせ
御使いたちはクリスマスの夜、平安と喜びを告げました。しかしその平安と喜びは、イエス様がその代価を支払わなければならなかったものです。その支払いは飼い葉桶から始まり、十字架の上で終わりました。