背景
モーセの律法によると、生理の間の女性は汚れているとされていました。その時は彼女に触れてもいけないし、彼女が触ったものにも触れてはいけませんでした。また、神殿に入ることも禁じられていました(レビ記15)。
質問
注:
かっこの中の質問は、前の質問に答えがないときにだけ読んでください。
- この女性の年齢が30から40歳だとしたら、彼女は若い内に病気になったわけです。この病気はどんな結果をもたらしたでしょう。結婚した場合としなかった場合のことを考えてください。
- 何年も出血が続くと、体はどうなるでしょうか。
- このような病気になると、自分のことをどう思うようになるでしょう。
- 病気になったその時、若い彼女は神様のことをどう思ったでしょう。
- 病気が何年も続いたら、神様との関係はどう変わってくると思いますか。
- 26節で、彼女には元々財産があったことがわかります。そのお金をどうして手に入れたか、また何に使うためだったか、いろんな場合を考えてください。
- 当時のいわゆる婦人科医は現代とは比べ物にならないほど程度が悪かったようです。そんな治療を受け、全財産を使ってまで治ることに必死になったのはなぜでしょう。
- この時点で、治療を施す人というものについての彼女の認識はどんなものだったでしょう(26)。
- イエス様がほかの治療者と違っているのはどういうところでしょうか。
- 治療者というものに失望していた彼女が、「この方の服にでも触れれば治る」という確信をもったのはなぜですか(28)。
- 皆さんはこの女性が確信したほど、イエス様は皆さんの大問題を解決する力があると信じますか。
- 彼女が、ほかの病人のように言葉でイエス様の助けを求めなかったのはなぜですか。
- 治してもらうのに、触れるという方法をとったのはなぜですか。
- そっと服に触られたことを、どうしてイエス様がわかったのでしょう。
- 会話のないまま家に帰ることをイエス様が望まれなかったのは、どうしてでしょう。
- 30節のイエス様の質問を聞いた時、彼女はどう思ったでしょう。
- イエス様が振り向いてごらんになった時、彼女はその目の中に何を見たでしょう(32)。
- 彼女は何も言うつもりはありませんでした。しかし「すべてをありのままに話した」とあります。どんな話をしたのでしょう、具体的に考えてください(33)。
- 皆さんはイエス様にはっきりと言葉にして、自分のすべてを話したことがありますか。ないなら、どうしてですか。
- 34節には「あなたの信仰があなたを治した」と「あなたの信仰があなたを救った」の二つの訳があります。なぜイエス様はとりわけこの言葉を彼女におっしゃりたかったのでしょうか。
- あまり年の違わない彼女にイエス様が「娘よ」と言われたのはなぜですか。
よき知らせ
イエス様も宗教的に汚れたときがあります。むち打ちとはりつけで血が流れた時でした。そんなイエス様に触ると誰もが汚れました。これが、この女性、そして私たちを救うためイエス様が払ってくださった代価です。