背景
言い伝えによると、マルコはペトロの通訳者で、彼の書いた福音書は
ペトロから見たものでした。この福音書のひとつのテーマは、
弟子たちの不信仰です。イエス様は、ご自分の死と復活を前もって予告されたのに、弟子たちはこの時点でさえ信じませんでした。イエス様の体には、
なくなられたその日に、すでに香油が塗られていました。
質問
注:
かっこの中の質問は、前の質問に答えがないときにだけ読んでください。
- ガリラヤの女たちが、石があるし兵士がいるのに、どうしても墓にいきたいと思ったのはなぜですか(1-3)。(マタイによると、ローマの兵が墓を見張っていました)
- 女たちは、二日前にイエス様のズタズタになった体に香油が塗られているのを見ています。それなのにどうして、もう一度香油を塗りたいと思ったのですか。
- 皆さんは、そんな状態になった愛する人の体に触ったり、見たりしたいと思いますか。
- ヨハネだけはイエス様の死を目撃しましたが、ほかの弟子たちは、イエス様の体を一度でも見たいと思わなかったのは、なぜですか。(この点で、男と女に違いがあると思いますか。あるとしたら何ですか)
- もし女たちが、イエス様の予告された復活を信じていたら、その日曜の朝、どういう行動をしたと思いますか。
- 天使の言葉を聞いた女たちはどう思ったでしょうか(6)。
- 女たちが復活を知らせなかったほど恐れたのは何だったのですか(8)。
- 女性は当時の法廷で証人として認められませんでしたが、イエス様はなぜ、復活の最初の証人として女性を選ばれたのでしょう(7,10)。
- いつ、どのようにして、女たちに復活の信仰が生まれたのでしょうか。
- 皆さんの人生の中で、死人が復活するほど不可能と感じることがありますか。心の中で答えてもかまいません。
- もし、皆さんが不信仰のことで、14節のようにイエス様にしかられたら、どう答えますか。
- 体の復活を教えるのはキリスト教信仰だけです。一方、多くの宗教は魂が生き続けると教えます。この二つの大きな違いは何ですか。
- 体の復活がないなら、キリスト教会はどんなことを人類にあたえることができますか。
- 他の教理は信じても、体の復活だけは信じられないという人を、どうしてクリスチャンと呼べないのでしょう。
- 二日前、自分の主を否んだペトロにイエス様が特別によろしくと伝えられたのには、どういう意味がありますか(7)。
- 大きな罪を犯した自分を想像してください。すぐに会いたいというイエス様からの伝言を聞いたら、どう思いますか。