背景
会堂長は、その町で最も尊敬されている人の中から選ばれました。ヤイロ以外の福音書に登場する会堂長はすべてイエス様に敵対していました。ヤイロにはこの子一人だけでした(ルカ 8:42)。
質問
注:
かっこの中の質問は、前の質問に答えがないときにだけ読んでください。
- 待ちに待った子供が生まれてからの、この小さな家族の毎日を想像してください。
- 子供が病気になったら、夫婦の関係はどうなりますか。いろんな場合を考えてください。
- 娘が病気になってから、ヤイロの信仰はどのように変わってきたか、想像してください。
- ヤイロが付き合っている人たちが否定していたその人に、なぜ彼は助けを求めたのでしょう。
- ヤイロの頼み方で、彼についてどういうことがわかりますか(22-23)。
- 悲しい知らせを聞いた時、父親の胸の中にどんなことが起こったでしょうか(35)。
- 皆さんが「イエス様を煩わすには及ばない」と感じたことがあれば、それはどういうときでしたか。
- 最悪の事態が起こったのに、イエス様はなぜ「恐れる事はない」と言われたのですか(36)。
- 皆さんが一番恐れることは何ですか。(言いたくなければ、心の中で答えてください)
- 皆さんが恐れているそのことが起こった時、イエス様が「恐れることはない」と言われたら、どう思いますか。
- イエス様は今「恐れることはない。ただ信じなさい」と皆さんにおっしゃいます。今の皆さんにとって、この言葉はどういう意味を持ちますか。
- 娘が死んだ時、ヤイロは何を信じればよかったのですか。
- イエス様への信仰がまったくなかったら、ヤイロはこの時どうしたと思いますか。
- ヤイロの妻は、夫が出かけている間に子供が死ぬのを見ていました。イエス様と夫が家に着いた時の、彼女の心理状態はどうだったでしょう。
- イエス様が家に到着した時、葬式の準備が始められていました。39節にある言葉を通して、イエス様はそこにいた人たちに何を言おうとされたのですか。
- イエス様が少女を生き返らせる様子を注意深く読んでください(41-43)。特に興味深いところはどこですか。
- この奇跡のうわさが広まるほうが、宣教のために有利だったのに、イエス様が人に言わないようにと厳しく命じられたのはなぜですか。
- このことが少女自身、また彼女の将来に与えた影響について考えてください。
- この出来事のあと、両親の人生はどう変わりましたか。
- あとで、イエス様の死と復活について聞いた時、この家族はどう思ったでしょうか。
よき知らせ
「恐れることはない。ただ信じなさい」というのはイエス様の言い方で「私にこの問題を任せなさい。私が解決してあげる」という意味です。イエス様ご自身が恐れられたのはただ一つのことでした。父なる神様から離されることです。ゲッセマネで血の汗を流すほど、このことを恐れられました。私たちが恐れるべき唯一のことは、神様から離れること、つまり地獄に落ちることであると、イエス様はこのことを通して示しておられます。そのほかのことすべてを、イエスさまはご自分を信じる者にとって祝福と変えてくださいます。