背景
イエス様の時代、十字架に掛けられるのは一番重い罪人だけでした。ですから、この二人の強盗は、お金のために人を殺すか、または何かひどい罪を犯したということが分かります。
質問
注:
かっこの中の質問は、前の質問に答えがないときにだけ読んでください。
- 二人の男はそもそも、どうして盗みやけんかをするようになったのかを考えてください。
- この強盗たちには母親が、もしかしたら妻も、あったはずです。その女性たちの毎日の生活を想像してください。
- なぜ二人は、こんなになるまでに悪い事を止めなかったのでしょう。
- 自分にも周りにもよくないことだと分かっていながら、私たちにも悪い行為を止められないときがあります。なぜだと思いますか。
- 二人の強盗は、イエス様が十字架につけられる様子をだれよりも近くで見ていました。イエス様の言葉とふるまいのどういうところが、そのうちの一人の心を動かしたのでしょう(34-38)。
- この二人は憎しみと復讐の世界に生きてきました。彼らは34節のイエス様の祈りをどう思ったでしょう。
- 強盗のひとりに自分の罪を分からせたのは、何だったのでしょうか。
- 私たちも言い訳をしないで自分の罪を認めるようになるには、何が必要ですか。
- イエス様に王国があると、片方の強盗が信じた理由は何ですか(38、42)。
- そのときのイエス様は、どんな王様でしたか。他の王たちと比べてください。
- もう一方の強盗がイエス様を王様としてもキリストとしても信じなかったのは、なぜですか。
- 自分の罪を認めることが、いつも本当の信仰より前に来るのはどうしてでしょう。
- 42節には短い祈りがあります。「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」。この強盗がイエス様に、御国に入れてくださいと頼まなかったのはどうしてですか。
- 苦しんでいるとき、愛する人が自分のことを思っていてくれると知っているのと、知らないのとでは、どう違いますか。
- この強盗が、自分が地獄で罰を受けているだろうときに、イエス様に思い出してほしいと思ったのはなぜでしょう。
- どんなときなら、みなさんはこう祈れると思いますか。
- この強盗はいつ救われましたか。
- この強盗のクリスチャンとしての時間はほんの少しでした。その6時間の間、彼は幸せだったと思いますか。
- 死の瞬間、彼はだれかを恨んだでしょうか。
- 人間的に見れば、彼は自分の人生を無駄にしました。それでも、彼の人生にどういう意味があったか、考えてください。
よき知らせ
アダムとエバのときから、パラダイスの門は罪人に対して閉ざされていました。今、殺人者に門が開かれたのです。同時にイエス様の前で門は閉められ、イエス様は地獄の門を入らなければなりませんでした。