背景
ペテロに姑がいた(4:38)ということは、妻がいて、また子供もいるということです。ペテロは漁師でした。彼にとって、魚が捕れないというのは生活できないのと同じことです。ゲネサレ湖では昼ではなく、夜に漁をします。また深みより浅瀬で行われます。
質問
注:
かっこの中の質問は、前の質問に答えがないときにだけ読んでください。
- みなさんの中で、夜の仕事を経験した人があれば、仕事明けの朝がどんなふうだったか話してください。
- 魚が一匹も捕れなかった漁を終えて網を洗っている間、ペテロが何を考えたか想像してください(2)。
- イエス様が舟から人々に話をしたかったのは、なぜでしょう(3)。
- ペテロはもう網を洗ってしまっていました。彼は漁の専門家で、イエス様は素人です。ほかの漁師たちの前で面目をなくしたかもしれないのに、ペテロはなぜ、イエス様の言いつけに従ったのでしょう(4-5)。
- ペテロは魚が捕れると思ったでしょうか、捕れないと思いながら従ったでしょうか。
- 自分には不可能だと思うことを、イエス様がしなさいと言われたら、みなさんはどう答えますか。
- 数年前、イエス様の時代の漁の舟がゲネサレ湖の泥の中から見つかりました。それは幅2m余り、長さ8mほどでした。この舟2そうに1kgの大きさの魚が何匹積めると思いますか(7後半)。
- ペテロたちは、こんなにたくさんの魚をどうしたと思いますか。
- この奇蹟を見たペテロの反応で意外なことは何ですか。
- ペテロが8節で言った罪とは何のことを言っているのでしょう。
- この奇蹟を通して、ペテロはイエス様についてどういうことを学んだでしょう。(5節と8節で、彼がイエス様をどう呼んだかも、見てください)
- ペテロの罪の告白を聞いてはじめて、イエス様が10節の言葉を言われたのはなぜですか。
- 魚を捕ることと福音を伝えることの共通点は何ですか。
- イエス様について行ったあと、家族が飢えないためにペテロはどんな保証をしてもらいましたか。
- イエス様についてどこまでも従うと決心したとき、みなさんの家族がつらいめにあわない保証がありますか。
よき知らせ
シモンが、罪人は清い神のそばへは近寄れないと思ったのは、間違いではありませんでした。彼は旧約聖書が「神に近寄る罪人は死ぬ」と言っているのを知っていました。ですから、イエス様はシモンが恐れていたことを体験されなければなりませんでした。死に直面したとき、神様に見捨てられたのです。