背景
このたとえの中の
王は神のこと、
家来は私たち人間のこと、
借金は私たちの罪のこと、
牢屋は地獄のことです。
一タラントは17年分の収入に当たります(24)。
百デナリオンは3ヵ月分の収入に当たります(28)。
質問
- 皆さんだったら、何度も自分に悪いことをする人を何回まで赦せますか(21)。
- たとえ話から
- 1万タラントは日本円ではいくらですか(23、24)。
- ひとりの人が、どうやってそんな大金を損することができるでしょう。
- 王様の判決は公正だと思いますか(25)。理由も言ってください。
- 家来はどうして「借金を赦してください」と頼まなかったのですか(26)。
- この家来は、どうやって返済のお金を作るつもりだったのでしょう(26)。
- 家来は、借金を帳消しにしてもらったのに、うれしいとか、ありがたいとか思っている様子がありません。なぜでしょう(27-28)。
- 収入3ヵ月分に当たる額を貯めるには、どれくらいかかりますか(29)。
- どんなことが起こっていたら、この家来に人を赦すことができたでしょうか(30)。
- たとえの解釈
- 借金と罪の似ているところは何ですか。
- 罪を犯すたびに神様に借金ができるとします。たとえば、うそは5000円、みだらな思いは1万円、人を妬むと10万円など。そのように計算すると、皆さんは今、神様にいくら借金をしていると思いますか。
- 人は、隣人を赦したくないとき、普通どのように自己弁護しますか。
- 神様に向かって26節のように言う人の信仰は、どこが間違っているでしょうか。
- まとめ
- 最初の家来は、クリスチャンのことですか、それともノンクリスチャンのことですか。理由も言ってください。
- 「赦したくない」のと「赦したくてもできない」というのは、どう違いますか。
- このたとえからすると、隣人を赦す心はどうやって生まれますか(32-33)。
- イエス様はご自分をはりつけにした人のために祈られました。それではなぜ、仲間を赦さない家来のように罰せられたのですか(34-35)。
よき知らせ
イエス様は、仲間を赦さない私たちと立場を交代して、私たちの借金と全人類の借金を最後の一円まで払ってくださいました。そのために支払われたのは金や銀ではなく、ご自分の貴い血でした(1ペテロ1:18-19)。