背景
会堂は、土曜日に人々が集まって神の言葉を聞くところでした。当時、女性は宗教的な立場は与えられていませんでした。彼女たちは、天井桟敷か最後列にいました。この女性の
背骨がどう悪かったかは分かりませんが、多分せむしのようだったのでしょう。
質問
注:
かっこの中の質問は、前の質問に答えがないときにだけ読んでください。
- この女性の、障害を抱えた18年間の日常生活を想像してください。
- 背骨が曲がった女性を、周囲の人たちはどのように扱ったと思いますか(14)。
- もし、あなたが10代でなにか障害を負ったとしたら、どんなことが一番困難だと思いますか。
- まだ若いときにあなたが障害を負ったとしたら、それを許した神様について、どう考えたでしょう。
- 悪霊にとりつかれた人に会われたら、イエス様は直接、悪霊に声をかけられます。ここではそうな さっていませんから、彼女はとりつかれていないということが分かります。「サタンが縛っていた」 と言うことでイエス様は何を意味しておられるのでしょう(16)。
- 意味ある人生を送れないほど、私たち人間を縛りつけるものを、ほかに考えてください。
- この女性は、癒されるために会堂へ来たのではありません。何のために来たのでしょう。
- 安息日ごとに神の言葉を聞くということは、この女性にとってどういう意味がありましたか。
- なぜ、彼女はイエス様に助けを求めなかったのですか。いろんな理由を考えてください。
- イエス様が、みんなの前に出てくるようにと言われたとき、この女性はどんな気持ちだったと思いますか。
- 彼女がイエス様の言われた通りにした理由は何ですか。
- この箇所によると、サタンに縛られた人を助けるのは何ですか。(この箇所だけで考えてください)
- イエス様がこの女性を「アブラハムの娘」と呼ばれたのはどうしてですか。いろんな理由を考えてください。(アブラハムについては、28章の〔背景〕を見てください)
- イエス様の彼女に対する態度と、会堂管理者の彼女に対する態度はどう違いますか。
- 会堂管理者は自分は神様を信じているつもりでしたが、彼の信仰には何が欠けていましたか。
よき知らせ
イエス様ご自身は結局、くぎで十字架に付けられてサタンに縛られました。そのおかげで、今は、サタンの力から逃れたい人がみな自由にされるのです。