背景

ユダヤ人にとって、食事をともにすることは友情を意味しました。徴税人はお金をごまかしていたので、宗教的な人たちから見下されていました。マタイはこの福音書を書いた人だと考えられています。

質問

  1. 徴税人マタイの毎日を想像してください。いいところは何だったでしょう。悪いところはどうでしょう。
    • 徴税人だったときのマタイと神との関係はどうだったと思いますか。
    • イエス様が収税所に入ってこられたとき、マタイはどんな言葉を予期したでしょう。
  2. イエス様が「わたしの弟子になりたいか」と尋ねられなかったのはなぜだと思いますか。
    • 奇跡を行う有名な先生が、自分を弟子にしたいとわかったとき、マタイはどう思ったでしょう。
    • 批判を受けることがわかっておられたのに、どうしてイエス様は徴税人を弟子にしたいと思われたのでしょう。
    • イエス様はどうしてあなたが弟子になることを望んでおられるのですか。
  3. マタイが机も片付けないで収税所を出て行ったとき、彼の同僚たちはどう思ったでしょう。
    • マタイは仕事も収入も放棄する勇気をどこから得たのでしょうか。
    • イエス様に従ったことによって、失ったものの代わりに彼は何を手に入れたでしょう。
    • イエス様は今皆さんに、初めてであろうが百回目であろうが「わたしに従いなさい」とおっしゃいます。どう答えますか。
  4. マタイがイエス様を信じるようになったことで、彼の妻子の生活はどう変わったと思いますか。
    • マタイはなぜ、イエス様と前の同僚のためにパーティーを開いたのでしょう。
  5. 今の社会で、普通の人が付き合いたくないのはどんなグループの人ですか。
    • どうしてイエス様はあらゆる人と付き合うことを望まれたのですか。
  6. イエス様の12、13節の言葉はどういう意味ですか。
    • 皆さんはどちらのグループに属しますか。丈夫な人か病人か。正しい人か罪人か。
    • この個所からすると、皆さんが病気や罪を経験したのはなぜですか。
    • ときには隣人に憐れみを示すよりも神にいけにえを捧げる方が簡単なのは、どうしてですか(13)。
  7. 医者であるイエス様が、なぜ打ち砕かれなければなりませんでしたか。唯一の正しい方が、なぜ罪人のひとりに数えられたのでしょうか。

よき知らせ

イエス様は神の前で完全ないけにえになられましたから、私たちが隣人のために努めるという「捧げ物」以外、神はどんないけにえも求められません。