背景
司会者は
ベタニヤのマリヤについての次の個所を要約して述べてください。ルカ10:38-42、ヨハネ11章と12:1-11.(ルカ7:36-50の人物とは別人です)マルタ、マリヤ、ラザロの両親はもう亡くなっていたようです。彼らは未婚の娘のために、持参金にでも老後のためにでもするお金を残していたと考えられます。この出来事が起こったのはイエス様の
最後の一週間の始めでした。
質問
注:
かっこの中の質問は、前の質問に答えがないときにだけ読んでください。
- 皆さんなら、友達が死にかかっているとき、どんなものを贈り物にしたいですか。
- イエス様はここでご自分の埋葬のことを口にされました(8)。弟子たちはイエス様がもうじき死なれると信じませんでしたが、マリヤはどうだったでしょう。
- ナルドの香油の入った石膏の壺の値段は平均収入の一年分にあたるので、普通は一滴ずつしか使わないものです。今の金額にするといくらになるでしょう。
- これぐらいのお金を貯めるにはどれだけかかりますか。
- 自分の遺産を香油に使ってしまったとき、マリヤは持参金や老後の蓄えのことをどう思ったでしょう。
- マリヤはどうして、少しだけでなく全部をイエス様の頭に注いだのでしょう。
- 「メシヤ」、「キリスト」は、「油注がれた者」という意味です。ユダヤの王は任命される時、頭に油を注がれました。イエス様はなぜ埋葬の前までそんなことがなかったのでしょう。
- マリヤは蓄えのすべてを香油の壺に費やしました。その場にいた人から受けた批判で彼女が一番傷ついたのはどういうことだったでしょう(4-5)。
- 一年分のお金で、町の貧しい人たちにどんな助けができたでしょう。
- イエス様がかばってくださった言葉の中で、マリヤが一番うれしかったのは何だったでしょう(6-9)。
- イエス様のために「できるかぎりのことをした」という言葉は皆さんの場合、当てはまりますか。
- 皆さんはこれからイエス様のために何ができますか。
- マリヤの行為とイエス様の行為(十字架の死、つまり福音)の共通点はなんですか(9)。
- マリヤがイエス様のために香油を注いだのと、イエス様がマリヤのために血を流されたのとでは、どちらの方が「無駄遣い」だと思いますか。
- マリヤのしたことの中で何が永遠に忘れられないほど特別なのでしょう(9)。
- 皆さんは自分について、どんなことを思い出に残したいですか。
- マリヤは後になって、このときイエス様のために使ったお金のことをどう思ったでしょう。
- マリヤはどうしてイエス様をそんなに愛するようになったのですか。
- 私たちはどうすればマリヤのようにイエス様を愛せるようになるでしょう。
よき知らせ
マリヤはイエス様の言葉を聞くことによって愛するようになりました。だから彼女は適切な時にイエス様に仕えることができたのです。マリヤは始めに福音を信じ、そしてその信仰が主のために全てを捧げたいという思いを彼女の心に起こしました。彼女のおかげで、イエス様は最後の一週間、ナルドの香りを放つことがおできになったのです。