背景
このたとえは、もともと
イスラエルを指していました。3年間というもの、イエス様はこの民の間で、あまり実を得ることのないまま活動されました。しかし、このたとえは
私たちのことも指しています。あなたはいちじくの木で、神様がその持ち主、そしてイエス様は木の世話をする番人です。背景を知るために
マタイ21:18-19も見てください。
質問
注:
かっこの中の質問は、前の質問に答えがないときにだけ読んでください。
- ぶどう園の土は、たいてい最も肥えたものでした。いちじくをぶどうの中に置くことで、イエス様はイスラエルについて何をおっしゃりたかったのでしょう。
- 実のないいちじくは、その周りのぶどうにどんな害を及ぼしますか。
- この3年間、神様はあなたの人生からどんな実を期待しておられたでしょう(心の中で答えてもかまいません)。
- ぶどう園の番人は、実のないいちじくに対してどんな気持ちを持っているでしょう。
- 実を成らせないクリスチャンをもイエス様が愛されるのはなぜですか。
- イエス様が天のお父さまに頭を下げて、あなたのために猶予の時間を願ってくださる姿を、想像してください。なぜそんなことをなさるのですか。
- 番人は、木の回りを掘って、肥やしをやってみると言いました。イエス様はこの3年間、あなたが天のお父さまのために実を成らせるようにと、何をしてくださいましたか。
- 人生での落胆や悲しみは、私たちが実を結ぶことにどのようにつながるでしょう。
- このたとえによると、さいごまで実を結ばなかったクリスチャンは、どうなりますか。
- マタイ21:18-19を司会者が読んでください。この出来事は、イエス様のこの世での最後の週に起こりました。イエス様が突然、実のないいちじくの木を呪われた理由をいろいろ考えてください。
よき知らせ
実のないいちじくの木を呪われたあと、イエス様はその木になられました。つまり、イスラエルやあなたや私の立場に立たれたのです。「キリストは、私たちのためにのろわれたものとなって、私たちを律法ののろいから贖い出してくださいました。なぜなら、『木にかけられる者はすべてのろわれたものである。』と書いてあるからです。」(ガラテヤ3:13)