背景
この出来事が起こったとき、
マリヤはおそらく20歳以下の若い乙女でした。彼女は大工のヨセフと婚約していました。旧約聖書では、
結婚前に性的関係を持つことは、固く禁じられていました。
質問
注:
かっこの中の質問は、前の質問に答えがないときにだけ読んでください。
- この箇所から考えると、マリヤはどんな性格だと思いますか。
- マリヤの神様との関係はどうだったでしょう。
- ナザレという小さな村でのマリヤの日常生活を想像してください。何が楽しかったでしょうか。また悲しいことは何だったでしょう。
- 神様が、この乙女を御子の母に選ばれたのは、どうしてでしょう。
- 御使いのあいさつに、マリヤはなぜ29節のように応対したのでしょう。理由をいろいろ考えてください。
- 神様がマリヤのところにガブリエルを遣わされたのはなぜですか。
- 32節と33節を読んでください。マリヤは、自分が後に身ごもる子供について、何がわかったでしょう。自分の言葉で言ってください。
- マリヤは処女でした。このとき、まだ何も現実となっていないのに(自分の体に何の兆候もないうちに)どうしてマリヤは処女が身ごもる事を信じることができたのでしょう。
- 現代の多くの人にとって、処女降誕を信じるのがたいへん難しいのはなぜですか。
- マタイの福音書からヨセフも最初は処女が身ごもることを信じがたかったと、分かります。もしこのときマリヤが、イエスの母としてどんな苦しみが待っているかを知っていたら、彼女はこの使命を受け入れたと思いますか。
- ガブリエルはマリヤに、「神に恵まれた方」という言葉を2度言っています(28、30)。「恵み」というのは、キリスト教会では「罪の赦し」のことです。なぜマリヤがこの赦しを必要としたのですか。
- みなさんは多分、神様でも自分のこの問題は解決できないと思ったことがあるでしょう。37節を読んでそれを自分の問題に当てはめてください。この箇所は、みなさんの今の状況にどんな意味をもちますか。
- 30年余り後、マリヤは息子の十字架の下にいました。そのとき、彼女が32、33節の神様の約束を覚えていたら、それについてどう思ったでしょうか。
- もし神様がみなさんに、マリヤが経験したような、恵みにも苦しみにもあふれた人生を与えようと言われたら、どう答えますか。