背景

トマスの言葉は新約聖書の中に3回出てきます。11:7-8と16、14:5-6、そしてこの個所です。

質問

注:かっこの中の質問は、前の質問に答えがないときにだけ読んでください。
  1. トマスの短所と長所を挙げてください。
    • どうしてイエス様はこんな人を弟子にされたのでしょう。
    • その日の夕方、トマスがほかの弟子たちといっしょにいなかった理由をなるべくたくさん考えてください。
  2. 弟子の何人かは、からっぽの墓と埋葬の布を目撃したし、みんなでマグダラのマリヤの話を聞きました。この時点で、彼らはイエス様の復活を信じたでしょうか。理由も言ってください(19)。
  3. 旧約聖書の預言、イエス様の予告、10人の親友全員の証の3つがそろっているのに、トマスはどうして復活を信じないと言ったのですか(25)。
    • 皆さんはどちらのほうが理解しやすいですか。これほどの証拠があったのにトマスが信じなかったことか、証拠の上で信じたことか。
  4. 皆さんにとって、見ないで信じるには一番難しいことは何ですか。
  5. 喜んでいる弟子の中で、トマスはひとり喜べませんでした。その8日の間、トマスはどんな思いだったか考えてください。
    • それにもかかわらず、トマスがほかの弟子たちから離れていかなかった理由は何だったでしょう。
    • このときトマスが仲間から離れていたら、どうなったと思いますか。
    • もし私たちがキリスト教信仰に疑問を持って教会を離れたら、どうなるでしょう。
  6. 自分が一週間前に言ったことを、イエス様の口から聞いたトマスはどんな気持ちがしたでしょうか(27)。
    • トマスは本当にイエス様のきず跡に指を入れたと思いますか。理由も言ってください。
    • この出来事を通して、イエス様の十字架についてトマスが初めてわかったことは何ですか。
  7. トマスは新約聖書の中で、イエス様を神の子とだけでなく、神そのものと呼んだはじめての人です(28)。イエス様が神そのものであると信じることが、どうしてそんなに大切なのですか。
    • トマスと同じ告白を、皆さんもできますか。
  8. 29節は、今の皆さんにとってどういう意味ですか。
    • 神の恵みと助けを見る前から信じるのが、どうして大切なのですか。
  9. この個所からすると、信じたいのに信じられないという人に、イエス様はどのように接しておられますか。
    • 疑いと戦っている信仰と、疑いを知らない信仰はどう違いますか。

よき知らせ

イエス様は十字架にかかっておられたときも、見ないで信じられました。そのあいだ主が経験されたのは神の怒りだけでしたが、それでも神様を「わが神」と呼ばれました(マタイ27:46)。このように、疑っているトマスたちの罰を受けてくださったので、私たちを今日も助けることがおできになるのです。