イザヤ 47:10 お前は平然と悪事をし「見ている者はない」と言っていた。お前の知恵と知識がお前を誤らせ お前は心に言っていた わたしだけ わたしのほかにはだれもいない、と。
47:11 だが、災いがお前を襲うと それに対するまじないを知らず 災難がふりかかっても、払いのけられない。思いもかけない時、突然、破滅がお前を襲う。
47:12 まじないと呪文の数々をもって立ち向かえ。若い時から労して身につけたものが あるいは役に立ち それを追い払うことができるかもしれない。
47:13 助言が多すぎて、お前は弱ってしまった。天にしるしを見る者、星によって占う者 新月によってお前の運命を告げる者などを 立ち向かわせ、お前を救わせてみよ。
47:14 見よ、彼らはわらにすぎず、火が彼らを焼き尽くし 炎の力から自分の命を救い出しえない。この火は体を温める炭火でも 傍らに座るための火でもない。
47:15 呪文を若い時から労して身につけ 売り物としてきた者すら、この様だ。彼らはおのおの勝手に迷って行き お前を救う者はひとりもいない。
詩篇 91:9 あなたは主を避けどころとし いと高き神を宿るところとした。
91:10 あなたには災難もふりかかることがなく 天幕には疫病も触れることがない。
91:11 主はあなたのために、御使いに命じて あなたの道のどこにおいても守らせてくださる。
91:12 彼らはあなたをその手にのせて運び 足が石に当たらないように守る。
91:13 あなたは獅子と毒蛇を踏みにじり 獅子の子と大蛇を踏んで行く。
91:14 「彼はわたしを慕う者だから 彼を災いから逃れさせよう。わたしの名を知る者だから、彼を高く上げよう。
91:15 彼がわたしを呼び求めるとき、彼に答え 苦難の襲うとき、彼と共にいて助け 彼に名誉を与えよう。
91:16 生涯、彼を満ち足らせ わたしの救いを彼に見せよう。」
ルカ 22:24 また、使徒たちの間に、自分たちのうちでだれがいちばん偉いだろうか、という議論も起こった。
22:25 そこで、イエスは言われた。「異邦人の間では、王が民を支配し、民の上に権力を振るう者が守護者と呼ばれている。
22:26 しかし、あなたがたはそれではいけない。あなたがたの中でいちばん偉い人は、いちばん若い者のようになり、上に立つ人は、仕える者のようになりなさい。
22:27 食事の席に着く人と給仕する者とは、どちらが偉いか。食事の席に着く人ではないか。しかし、わたしはあなたがたの中で、いわば給仕する者である。
22:28 あなたがたは、わたしが種々の試練に遭ったとき、絶えずわたしと一緒に踏みとどまってくれた。
22:29 だから、わたしの父がわたしに支配権をゆだねてくださったように、わたしもあなたがたにそれをゆだねる。
22:30 あなたがたは、わたしの国でわたしの食事の席に着いて飲み食いを共にし、王座に座ってイスラエルの十二部族を治めることになる。」
教会の中に執事という働きがある。
聖書の出来事に習うものであり、もともと食事の給仕をする務めを担うものであった。
そして、そのような働きこそ、すべての信仰者に求められているものなのであろう。
食事の給仕をするということは、食卓につく人たちのために、養い、楽しんでもらい、健やかでいてもらえるように願って仕える者と言えよう。
だから、本来は、とても尊い働きであるし、人の命と生に直接かかわる働きでもある。
命の言葉を伝えて行く働きも同じである。
御言葉を聞く人たちが、養われ、喜び、祝福された人生を歩むことができるよう願い、福音が語られていく。
そういう者でありたい。
その前に、まずはイエス様が準備して下さった命の食卓に与らせていただこう。
イエス様から命の糧を頂いて、周りの方々にも同様にお仕えできるよう、養っていただこう。