イザヤ 33:10 今や、わたしは身を起こすと 主は言われる。今や、わたしは立ち上がり 今や、自らを高くする。
33:11 枯れ草をはらみ、わらを産め 火のような霊がお前たちをなめ尽くす。
33:12 もろもろの民は、焼かれて石灰となり 切られた茨が、火に燃やされる。
33:13 遠くにいる者よ わたしの成し遂げたことを聞け。近くにいる者よ、わたしの力強い業を知れ。
33:14 シオンで罪人は恐れ 神を無視する者はおののきに捕らえられた。我々のうち、誰が 焼き尽くす火の中にとどまりえようか。我々のうち、誰が とこしえに燃える炉の中にとどまりえようか。
33:15 正義に歩み、正しいことを語り 虐げによる利益を退け 手を振って、賄賂を拒み 耳をふさいで、流血の謀を聞かず 目を閉じて、悪を見ようとしない者
33:16 このような人は、高い所に住む。その高い塔は堅固な岩。彼の糧は備えられ、水は絶えることがない。
詩篇 119:97 わたしはあなたの律法を どれほど愛していることでしょう。わたしは絶え間なくそれに心を砕いています。
119:98 あなたの戒めは わたしを敵よりも知恵ある者とします。それはとこしえにわたしのものです。
119:99 わたしはあらゆる師にまさって目覚めた者です。あなたの定めに心を砕いているからです。
119:100 長老たちにまさる英知を得させてください。わたしはあなたの命令を守ります。
119:101 どのような悪の道にも足を踏み入れません。御言葉を守らせてください。
119:102 あなたの裁きから離れません。あなたがわたしを教えてくださるからです。
119:103 あなたの仰せを味わえば わたしの口に蜜よりも甘いことでしょう。
119:104 あなたの命令から英知を得たわたしは どのような偽りの道をも憎みます。
ヨハネ 15:16 あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと、また、わたしの名によって父に願うものは何でも与えられるようにと、わたしがあなたがたを任命したのである。
15:17 互いに愛し合いなさい。これがわたしの命令である。」
15:18 「世があなたがたを憎むなら、あなたがたを憎む前にわたしを憎んでいたことを覚えなさい。
15:19 あなたがたが世に属していたなら、世はあなたがたを身内として愛したはずである。だが、あなたがたは世に属していない。わたしがあなたがたを世から選び出した。だから、世はあなたがたを憎むのである。
15:20 『僕は主人にまさりはしない』と、わたしが言った言葉を思い出しなさい。人々がわたしを迫害したのであれば、あなたがたをも迫害するだろう。わたしの言葉を守ったのであれば、あなたがたの言葉をも守るだろう。
15:21 しかし人々は、わたしの名のゆえに、これらのことをみな、あなたがたにするようになる。わたしをお遣わしになった方を知らないからである。
15:22 わたしが来て彼らに話さなかったなら、彼らに罪はなかったであろう。だが、今は、彼らは自分の罪について弁解の余地がない。
15:23 わたしを憎む者は、わたしの父をも憎んでいる。
15:24 だれも行ったことのない業を、わたしが彼らの間で行わなかったなら、彼らに罪はなかったであろう。だが今は、その業を見たうえで、わたしとわたしの父を憎んでいる。
15:25 しかし、それは、『人々は理由もなく、わたしを憎んだ』と、彼らの律法に書いてある言葉が実現するためである。
世の価値観に従って生きている人は、神のなさることを信じようとしないし、そもそも神の存在自体を信じていない。
だから、神を信じて生きる人たちにとって、この世は好ましい所ではないのは仕方のないことであろう。
けれども、主イエス様は人としてこの世に来られ、この世のしがらみに囚われている人達を罪から解放し、救うために十字架で死んで下さった。
十字架の出来事は、イエス様に対する迫害であり、神への反逆に他ならない。
この世は救い主を退けて、十字架に貼り付けにして殺したのである。
ならば、その救い主を信じる者たちが、この世で尊ばれるはずがないのも当然であろう。
それでも我々は主に従う。
主が選び、世から救い出して下さったから。
こんなちっぽけな者を神は愛して下さるのだから。
仮に迫害されたり、退けられたりしても、それはイエス様と似たものとされるという点では、逆に幸いなことなのかもしれない。
虐げられたりするのは避けたいけれど、罵られたり、無視されたりしたところで、それで命が減るわけでもない。
むしろ、イエス様から離れて永遠の命を失ってしまう事の方が恐ろしいことである。
この世において、どのような扱いを受けるようなことになったとしても、主イエス様の救いの約束を見失わず、信じて従っていきて行きたいものである。