雅歌 2:8 恋しい人の声が聞こえます。山を越え、丘を跳んでやって来ます。
2:9 恋しい人はかもしかのよう 若い雄鹿のようです。ごらんなさい、もう家の外に立って 窓からうかがい 格子の外からのぞいています。
2:10 恋しい人は言います。「恋人よ、美しいひとよ さあ、立って出ておいで。
2:11 ごらん、冬は去り、雨の季節は終った。
2:12 花は地に咲きいで、小鳥の歌うときが来た。この里にも山鳩の声が聞こえる。
2:13 いちじくの実は熟し、ぶどうの花は香る。恋人よ、美しいひとよ さあ、立って出ておいで。
2:14 岩の裂け目、崖の穴にひそむわたしの鳩よ 姿を見せ、声を聞かせておくれ。お前の声は快く、お前の姿は愛らしい。」
2:15 狐たちをつかまえてください ぶどう畑を荒らす小狐を。わたしたちのぶどう畑は花盛りですから。

詩篇 16:1  ミクタム。ダビデの詩。 神よ、守ってください あなたを避けどころとするわたしを。
16:2 主に申します。「あなたはわたしの主。あなたのほかにわたしの幸いはありません。」
16:3 この地の聖なる人々 わたしの愛する尊い人々に申します。
16:4 「ほかの神の後を追う者には苦しみが加わる。わたしは血を注ぐ彼らの祭りを行わず 彼らの神の名を唇に上らせません。」
16:5 主はわたしに与えられた分、わたしの杯。主はわたしの運命を支える方。
16:6 測り縄は麗しい地を示し わたしは輝かしい嗣業を受けました。
16:7 わたしは主をたたえます。主はわたしの思いを励まし わたしの心を夜ごと諭してくださいます。
16:8 わたしは絶えず主に相対しています。主は右にいまし わたしは揺らぐことがありません。
16:9 わたしの心は喜び、魂は躍ります。からだは安心して憩います。
16:10 あなたはわたしの魂を陰府に渡すことなく あなたの慈しみに生きる者に墓穴を見させず
16:11 命の道を教えてくださいます。わたしは御顔を仰いで満ち足り、喜び祝い 右の御手から永遠の喜びをいただきます。

コロサイ 4:2 目を覚まして感謝を込め、ひたすら祈りなさい。
4:3 同時にわたしたちのためにも祈ってください。神が御言葉のために門を開いてくださり、わたしたちがキリストの秘められた計画を語ることができるように。このために、わたしは牢につながれています。
4:4 わたしがしかるべく語って、この計画を明らかにできるように祈ってください。
4:5 時をよく用い、外部の人に対して賢くふるまいなさい。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、多くの人々が外出を控え、自宅に閉じ籠るような生活を強いられている。
けれど、心まで閉じ籠っていてはならない。
いつまでもこんな状態を続けられるわけはないし、いつかは外に出て行かなければならなくなる時が来る。
その時を待ち望みつつではあるが、これまで当たり前だと思って感謝すらしていなかったことをきちんと振り返る事もできるし、外に出られたなら、あのことやこのことをしたいという思いが満ちてくるように、今のこの時を十分に活用し、準備をしておくことが大切であろう。
ただ家に閉じこもって、ビクビク恐れているだけでは、本当に時間の無駄である。
今の困難な時代の意味を考えよう。
そして、今できることを成し、来るべき時が来た時に、すぐに行動できるようにしっかりと準備をしておこう。
主はいつでも私たちのすぐ隣にいるのだから。

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