ルカ 12:4 「友人であるあなたがたに言っておく。体を殺しても、その後、それ以上何もできない者どもを恐れてはならない。
12:5 だれを恐れるべきか、教えよう。それは、殺した後で、地獄に投げ込む権威を持っている方だ。そうだ。言っておくが、この方を恐れなさい。
12:6 五羽の雀が二アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、神がお忘れになるようなことはない。
12:7 それどころか、あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。」

イエス様はここで、体を殺しても魂まで滅ぼすことのできないような者を恐れないで、殺した後で地獄に投げ込む権威を持っている方を恐れよと語られる一方で、一羽の雀さえ主のお許しなければ地に落ちることも無く、ましてやあなたがたはたくさんの雀よりもまさっていると、極めて両極端なことを語られている。
恐ろしい極み、そして、愛と憐れみに満ちた極み、一見、相いれないほど反する性質を、どちらも完全に備えておられる、それが神なのだ。
神は完全なる義であり、同時に完全なる愛の方である。
両極端だ蹴れでも、そのどちらも完全であるからこそ、われわれの救いも完全と言える。
イエス様が我々の罪の償いも完全に成し遂げて下さったし、それほどに完全に愛して下っっている。
罪の裁きも完全に終わっているからこそ、私たちへ向けられた神の愛も完全なのである。
そのことを覚えつつ、神を畏れ、神を愛そう。

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