ルカ 8:19 さて、イエスのところに母と兄弟たちが来たが、群衆のために近づくことができなかった。
8:20 そこでイエスに、「母上と御兄弟たちが、お会いしたいと外に立っておられます」との知らせがあった。
8:21 するとイエスは、「わたしの母、わたしの兄弟とは、神の言葉を聞いて行う人たちのことである」とお答えになった。
イエス様は、自分の肉親を優先するようなことはせず、むしろ、神の言葉を聞いて行う人たちこそ自分の家族であると仰せられている。
教会では、信徒同士、互いに兄姉と呼び、同じ家族の一員であると言っている。
大切なことは、それを「聞いて、行う」こと。
ただ兄姉と呼ぶだけで、その中身が伴っていないなら、行っているとは言えない。
考え方や意見が違う事もあるだろう。
時には嫌いになることや喧嘩することがあるかもしれない。
けれど、御言葉を聞いて行うということは、それらを乗り越えて、受け入れ、赦しあい、共に生きていくことを大切にしていくことであろう。
イエス様の言う「家族」も、もともとは他人でしかないが、イエス様は自分の家族と言い、愛された。
その神の家族を、我々も大切にするべきであろう。