1ヨハネ 4:7 愛する者たち、互いに愛し合いましょう。愛は神から出るもので、愛する者は皆、神から生まれ、神を知っているからです。
4:8 愛することのない者は神を知りません。神は愛だからです。
4:9 神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。
4:10 わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。
4:11 愛する者たち、神がこのようにわたしたちを愛されたのですから、わたしたちも互いに愛し合うべきです。
4:12 いまだかつて神を見た者はいません。わたしたちが互いに愛し合うならば、神はわたしたちの内にとどまってくださり、神の愛がわたしたちの内で全うされているのです。

愛することとは、人が生きるようになること、そしてそれを助けることと言えるだろうか。
もちろん、イエス様のような無制限の愛、与える愛、を実践できれば良いのかもしれないが、実際には人間には無理である。
自分を犠牲にしてまで他者を救うことは尊いけれども、なかなかそうはいかない。
むしろ、聖書における「隣人を愛せよ」と語られている戒めは「神が創られた人を愛せよ」とのメッセージが中心であり、その中には当然、自分自身も含まれている。
ただ、自分だけが生きて、他はどうでもよいという考えではなく、自分も他者も、その命が尊重され、助け合い、共に生きていくことが大切にされていくところに、神の意図された「愛」の生き方があるのであろう。
「互いに愛し合う」とは、そういうことではないだろうか。
お互いがお互いを尊重し合い、支え合って生きていく。
そんな世の中になれば良いなと思う。

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