1ヨハネ 4:1 愛する者たち、どの霊も信じるのではなく、神から出た霊かどうかを確かめなさい。偽預言者が大勢世に出て来ているからです。
4:2 イエス・キリストが肉となって来られたということを公に言い表す霊は、すべて神から出たものです。このことによって、あなたがたは神の霊が分かります。
4:3 イエスのことを公に言い表さない霊はすべて、神から出ていません。これは、反キリストの霊です。かねてあなたがたは、その霊がやって来ると聞いていましたが、今や既に世に来ています。
4:4 子たちよ、あなたがたは神に属しており、偽預言者たちに打ち勝ちました。なぜなら、あなたがたの内におられる方は、世にいる者よりも強いからです。
4:5 偽預言者たちは世に属しており、そのため、世のことを話し、世は彼らに耳を傾けます。
4:6 わたしたちは神に属する者です。神を知る人は、わたしたちに耳を傾けますが、神に属していない者は、わたしたちに耳を傾けません。これによって、真理の霊と人を惑わす霊とを見分けることができます。
神を知り、キリストを公に救い主として告白し、神に属する者と、そうでないものといった風に、単純に分けられて語られているが、現実的には様々な要素が絡んでいて、なかなか見分けがつかない場合もあるように思う。
けれど、ここでも語られているように、本当は単純なことなのかもしれない。
クリスチャンなら、ああするべきとか、こうあるべきとか、いろんな意見を耳にするが、本当は、もっとシンプルなことなのかもしれない。
個性、賜物、生きがいや主義主張、人の数が多ければ多いほど、人の数ほど異なるもの。
そんな中、キリストにあって救われている者として、何が本当に大切な事なのか、しっかりと見定めていきたいところである。
そのために必要なことは、御言葉に聞いていくことであろう。
人の言葉よりも御言葉に。