1ヨハネ 3:11 なぜなら、互いに愛し合うこと、これがあなたがたの初めから聞いている教えだからです。
3:12 カインのようになってはなりません。彼は悪い者に属して、兄弟を殺しました。なぜ殺したのか。自分の行いが悪く、兄弟の行いが正しかったからです。
3:13 だから兄弟たち、世があなたがたを憎んでも、驚くことはありません。
3:14 わたしたちは、自分が死から命へと移ったことを知っています。兄弟を愛しているからです。愛することのない者は、死にとどまったままです。
3:15 兄弟を憎む者は皆、人殺しです。あなたがたの知っているとおり、すべて人殺しには永遠の命がとどまっていません。
3:16 イエスは、わたしたちのために、命を捨ててくださいました。そのことによって、わたしたちは愛を知りました。だから、わたしたちも兄弟のために命を捨てるべきです。
3:17 世の富を持ちながら、兄弟が必要な物に事欠くのを見て同情しない者があれば、どうして神の愛がそのような者の内にとどまるでしょう。
3:18 子たちよ、言葉や口先だけではなく、行いをもって誠実に愛し合おう。

兄弟を憎むことは、人殺しと同じである。
そして、そのような者には永遠の命がとどまっていないと語られている。
兄弟を愛することはとても大切な事である。
けれど、それがなかなか思うようにできないこともあるだろう。
そんな時は、愛そうとして無理に何かをしようと思わなくてもいいこともある。
そっとしておいて欲しい時もあるし、何も言わないことや、ただ見守るだけでいい場合もあるだろう。
一見すると、何もしていないようでも、それも一つの愛の形であるかもしれない。
無用な言い争いや憎しみ合いを招くよりは賢い方法かもしれない。
言葉や口先だけではなく、行いをもって誠実に愛し合おうと語られているのだから、そう多くの言葉は要らないのかもしれない。
本当に必要な時に、必要な助けや交わりが保たれることを願いつつ。

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