1ペテロ 2:11 愛する人たち、あなたがたに勧めます。いわば旅人であり、仮住まいの身なのですから、魂に戦いを挑む肉の欲を避けなさい。
2:12 また、異教徒の間で立派に生活しなさい。そうすれば、彼らはあなたがたを悪人呼ばわりしてはいても、あなたがたの立派な行いをよく見て、訪れの日に神をあがめるようになります。
2:13 主のために、すべて人間の立てた制度に従いなさい。それが、統治者としての皇帝であろうと、
2:14 あるいは、悪を行う者を処罰し、善を行う者をほめるために、皇帝が派遣した総督であろうと、服従しなさい。
2:15 善を行って、愚かな者たちの無知な発言を封じることが、神の御心だからです。
2:16 自由な人として生活しなさい。しかし、その自由を、悪事を覆い隠す手だてとせず、神の僕として行動しなさい。
2:17 すべての人を敬い、兄弟を愛し、神を畏れ、皇帝を敬いなさい。
短い文章だが、ここには人がいかに生きるべきかということが適格に記されている。
この世では旅人、肉の欲望に囚われた生き方をするのではなく、善をもって愚かな無知な発言を封じこめるような、そんな生き方ができたら良いなあと思う。
すべての人を敬い、兄弟を愛し、神を畏れ、皇帝も敬う、そんな生き方ができればと思うものの、果たして実際はどうなのだろう。
兄弟どうしで愛し合いましょうと言いながら、人と争ったり、裏では盛大に陰口を言っているようでは全く無意味である。
人生は勝ち負けではない。
助け合い、共に生きる。
そのために、イエス様は尊い命を捧げられたのである。
イエス様の十字架によって贖われた命を無駄に浪費せず、尊く用いて頂きたいものである。