1テモテ 6:11 しかし、神の人よ、あなたはこれらのことを避けなさい。正義、信心、信仰、愛、忍耐、柔和を追い求めなさい。
6:12 信仰の戦いを立派に戦い抜き、永遠の命を手に入れなさい。命を得るために、あなたは神から召され、多くの証人の前で立派に信仰を表明したのです。
6:13 万物に命をお与えになる神の御前で、そして、ポンティオ・ピラトの面前で立派な宣言によって証しをなさったキリスト・イエスの御前で、あなたに命じます。
6:14 わたしたちの主イエス・キリストが再び来られるときまで、おちどなく、非難されないように、この掟を守りなさい。
6:15 神は、定められた時にキリストを現してくださいます。神は、祝福に満ちた唯一の主権者、王の王、主の主、
6:16 唯一の不死の存在、近寄り難い光の中に住まわれる方、だれ一人見たことがなく、見ることのできない方です。この神に誉れと永遠の支配がありますように、アーメン。
6:17 この世で富んでいる人々に命じなさい。高慢にならず、不確かな富に望みを置くのではなく、わたしたちにすべてのものを豊かに与えて楽しませてくださる神に望みを置くように。
6:18 善を行い、良い行いに富み、物惜しみをせず、喜んで分け与えるように。
6:19 真の命を得るために、未来に備えて自分のために堅固な基礎を築くようにと。
6:20 テモテ、あなたにゆだねられているものを守り、俗悪な無駄話と、不当にも知識と呼ばれている反対論とを避けなさい。
6:21 その知識を鼻にかけ、信仰の道を踏み外してしまった者もいます。恵みがあなたがたと共にあるように。
イエス様がそのご生涯を通して成し遂げられた救いの御業を見上げつつ、私たちは信仰者として歩むべき勧められている。
この世の富や知識に頼るのではなく、全てのものを豊かに与えて楽しませて下さる神に臨みを置くようにとも語られ、そこには、神が豊かに与えて下さるお方であることも語られている。
もちろん、それは、ただじっとして何もしないので待っていればいいのではなく、むしろ、主が与えたいお方であられるように、我々もまた、物惜しみせず、喜んで分け与えることができるように願って行動していくことが大切であり、分けるために必要なものは、必ず与えられるのであろう。
奪い、集め、蓄えることだけを考えていたら、結局は失う。
そうではなく、惜しまず分け与えていくことを願っているところに、主は豊かに恵んで下さる。
そう信じて、主イエス様の思いに寄り添いながら、歩んでいきたいものである。