ガラテヤ 1:1 人々からでもなく、人を通してでもなく、イエス・キリストと、キリストを死者の中から復活させた父である神とによって使徒とされたパウロ、
1:2 ならびに、わたしと一緒にいる兄弟一同から、ガラテヤ地方の諸教会へ。
1:3 わたしたちの父である神と、主イエス・キリストの恵みと平和が、あなたがたにあるように。
1:4 キリストは、わたしたちの神であり父である方の御心に従い、この悪の世からわたしたちを救い出そうとして、御自身をわたしたちの罪のために献げてくださったのです。
1:5 わたしたちの神であり父である方に世々限りなく栄光がありますように、アーメン。

ガラテヤ人への手紙を書いたパウロは、もともとクリスチャンを迫害する働きに加担していたが、ダマスコへの途上、復活されたイエス様と出会い、回心し、その後、偉大な伝道者として福音を宣べ伝える働きを続けていった。
しかし、こうしたパウロの特殊な召しに対し、疑念を抱く人は多かったようであるし、なかなか「使徒」として認めようとしない人たちも大勢いたようである。
そんな背景があってか、パウロの自己紹介文には「人からではない」との表現が用いられているのであろう。
誰を通して伝道されたか、あるいは、どの先生から洗礼を受けたか、そういったことは、さほど重要ではない。
結局のところ、イエス様と自分自身の一対一の関係が問われている。
イエス様は、この私のためにあの十字架で死なれたのである、そのようなことは、他人を通して得られる関係性ではない。

キリストは、わたしたちの神であり父である方の御心に従い、この悪の世からわたしたちを救い出そうとして、御自身をわたしたちの罪のために献げてくださったのです。

キリストが死なれたのは、他の誰のためでもない、この私のためである。

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