ヨシュア 16:1 ヨセフの子孫がくじで割り当てられた領土は、エリコに近いヨルダン川、エリコの水の東から荒れ野を経て、山地を越えてベテルに至る。
16:2 そこからルズ、アルキ人の領地アタロトを経て、
16:3 西に下り、ヤフレト人の領地から下ベト・ホロンの地境、更にゲゼルを過ぎ、海に達する。
16:4 ヨセフの子ら、マナセとエフライムは嗣業の土地を受け継いだ。
16:5 エフライムの子孫が氏族ごとに得た領域は次のとおりである。その嗣業の土地の境は、東のアトロト・アダルから上ベト・ホロンを経て、
16:6 西へ向かう。北境は、ミクメタトから東へ曲がり、タアナト・シロを経てヤノハの東に出、
16:7 そこからアタロト、ナアラ、エリコを経てヨルダン川に達する。
16:8 西境はタプアからカナ川に沿い、海に達する。以上がエフライムの人々の部族が氏族ごとに受け継いだ嗣業の土地である。
16:9 このほか、マナセの人々の嗣業の土地の中にもエフライムの人々に配分された町々とそれに属する村があった。
16:10 彼らがゲゼルに住むカナン人を追い出さなかったので、カナン人はエフライムと共にそこに住んで今日に至っている。ただし、彼らは強制労働に服している。
今朝のNHKのニュースで、エリコの町に住む人たちの様子が紹介されていた。
この地域では、2000年以上まえからオリーブが栽培されていて、良質なオリーブ油の産地として知られ、この日のニュースでは、オリーブ油を用いた石鹸を製造している人が紹介されていた。
ある方々は、この地はイスラエルのものだと主張する人もいるかもしれない。
しかし、そこに住み、そこで生計を立てている人たちのことをどれだけ考えているのだろうか。
その地に住み、強制的に働かされているのではなく、自発的に働こうとしている人たちのことを、我々はもっと考えていく必要があるのではないだろうか。
聖書は確かに神の言葉であり、そこに書かれていることは真実である。
しかし、神を愛し、隣人を愛せよとの聖書の戒めを、もう少し現実的に実践していくことができれば、きっと幸いな世の中になるのだろうと思う。