ハガイ 2:1 七月二十一日に、主の言葉が、預言者ハガイを通して臨んだ。
2:2 「ユダの総督シャルティエルの子ゼルバベルと大祭司ヨツァダクの子ヨシュア、および民の残りの者に告げなさい。
2:3 お前たち、残った者のうち 誰が、昔の栄光のときのこの神殿を見たか。今、お前たちが見ている様は何か。目に映るのは無に等しいものではないか。
2:4 今こそ、ゼルバベルよ、勇気を出せと 主は言われる。大祭司ヨツァダクの子ヨシュアよ、勇気を出せ。国の民は皆、勇気を出せ、と主は言われる。働け、わたしはお前たちと共にいると 万軍の主は言われる。
2:5 ここに、お前たちがエジプトを出たとき わたしがお前たちと結んだ契約がある。わたしの霊はお前たちの中にとどまっている。恐れてはならない。
2:6 まことに、万軍の主はこう言われる。わたしは、間もなくもう一度 天と地を、海と陸地を揺り動かす。
2:7 諸国の民をことごとく揺り動かし 諸国のすべての民の財宝をもたらし この神殿を栄光で満たす、と万軍の主は言われる。
2:8 銀はわたしのもの、金もわたしのものと 万軍の主は言われる。
2:9 この新しい神殿の栄光は昔の神殿にまさると 万軍の主は言われる。この場所にわたしは平和を与える」と 万軍の主は言われる。

おおよそ、イスラエルの民にとって、エルサレムの回復と復興は、主なる神の栄光の現れと救いの完成の時であると考えているのかもしれない。
しかし、それは、あくまで象徴に過ぎない。
目に見える街や神殿などは、歴史が証明しているように、復興しても、また争いが起これば荒廃する。
そのような目に見えるモノに栄光を求めている限り、同じことが繰り返される。
聖書が語っている栄光とは、そのような地上的な限定的なものではなく、霊的、かつ永遠なるものである。
神の霊がお前たちの中にとどまっている、と主は仰せられる。
これが何より幸いな約束であり、栄光の現れである。

ローマ10:8 では、何と言われているのだろうか。「御言葉はあなたの近くにあり、あなたの口、あなたの心にある。」これは、わたしたちが宣べ伝えている信仰の言葉なのです。
10:9 口でイエスは主であると公に言い表し、心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、あなたは救われるからです。
10:10 実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。
10:11 聖書にも、「主を信じる者は、だれも失望することがない」と書いてあります。

今日もこのみ言葉を口ずさみながら、主が御言葉と共におられることを感謝しつつ、栄光のうちを歩んでいきたいものである。

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