ルカ 21:25 「それから、太陽と月と星に徴が現れる。地上では海がどよめき荒れ狂うので、諸国の民は、なすすべを知らず、不安に陥る。
21:26 人々は、この世界に何が起こるのかとおびえ、恐ろしさのあまり気を失うだろう。天体が揺り動かされるからである。
21:27 そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。
21:28 このようなことが起こり始めたら、身を起こして頭を上げなさい。あなたがたの解放の時が近いからだ。」

世の終わりには、天変地異も起こるであろうと予告されている。
ここのところ、毎日のように地震のニュースや異常気象のニュースなどが報道され、否応にも不安を掻き立てられるのではないだろうか。
しかし、イエス様の言葉には、希望がある。
そして、人を活かすのは、希望である。
このようなことが起こり始めたら、解放の時は近い、とイエス様は仰せられる。

マルティン・ルターは「世の終わりが明日来ようとも、私はリンゴの木を植える」といった言葉を残したと伝えられている。
真相はわからないが、含蓄ある言葉である。
ルターは、いかに今日が不安に満ちていようとも、明日に目を向けていたということは確かなことであろう。
イエス様の語られる希望の御言葉に信頼しつつ、たとえ今日が困難な日であろうとも、明日に向けて今日なすべきことを果たしていきたいものである。

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