申命記 22:13 人が妻をめとり、彼女のところに入った後にこれを嫌い、
22:14 虚偽の非難をして、彼女の悪口を流し、「わたしはこの女をめとって近づいたが、処女の証拠がなかった」と言うならば、
22:15 その娘の両親は娘の処女の証拠を携えて、町の門にいる長老たちに差し出し、
22:16 娘の父は長老たちに、「わたしは娘をこの男と結婚させましたが、彼は娘を嫌い、
22:17 娘に処女の証拠がなかったと言って、虚偽の非難をしました。しかし、これが娘の処女の証拠です」と証言し、布を町の長老たちの前に広げねばならない。
22:18 町の長老たちは男を捕まえて鞭で打ち、
22:19 イスラエルのおとめについて悪口を流したのであるから、彼に銀百シェケルの罰金を科し、それを娘の父親に渡さねばならない。彼女は彼の妻としてとどまり、彼は生涯、彼女を離縁することはできない。
22:20 しかし、もしその娘に処女の証拠がなかったという非難が確かであるならば、
22:21 娘を父親の家の戸口に引き出し、町の人たちは彼女を石で打ち殺さねばならない。彼女は父の家で姦淫を行って、イスラエルの中で愚かなことをしたからである。あなたはあなたの中から悪を取り除かねばならない。
22:22 男が人妻と寝ているところを見つけられたならば、女と寝た男もその女も共に殺して、イスラエルの中から悪を取り除かねばならない。
22:23 ある男と婚約している処女の娘がいて、別の男が町で彼女と出会い、床を共にしたならば、
22:24 その二人を町の門に引き出し、石で打ち殺さねばならない。その娘は町の中で助けを求めず、男は隣人の妻を辱めたからである。あなたはこうして、あなたの中から悪を取り除かねばならない。
22:25 もしある男が別の男と婚約している娘と野で出会い、これを力ずくで犯し共に寝た場合は、共に寝た男だけを殺さねばならない。
22:26 その娘には何もしてはならない。娘には死刑に当たる罪はない。これは、ある人がその隣人を襲い、殺害した場合と同じような事件である。
22:27 男が野で彼女に出会い、婚約している娘は助けを求めたが、助ける者がいなかったからである。
22:28 ある男がまだ婚約していない処女の娘に出会い、これを捕らえ、共に寝たところを見つけられたならば、
22:29 共に寝た男はその娘の父親に銀五十シェケルを支払って、彼女を妻としなければならない。彼女を辱めたのであるから、生涯彼女を離縁することはできない。
23:1 だれも父の妻をめとって、父の衣の裾をあらわにしてはならない。
詩篇 112:1 ハレルヤ。いかに幸いなことか 主を畏れる人 主の戒めを深く愛する人は。
112:2 彼の子孫はこの地で勇士となり 祝福されたまっすぐな人々の世代となる。
112:3 彼の家には多くの富があり 彼の善い業は永遠に堪える。
112:4 まっすぐな人には闇の中にも光が昇る 憐れみに富み、情け深く、正しい光が。
112:5 憐れみ深く、貸し与える人は良い人。裁きのとき、彼の言葉は支えられる。
112:6 主に従う人はとこしえに揺らぐことがない。彼はとこしえに記憶される。
112:7 彼は悪評を立てられても恐れない。その心は、固く主に信頼している。
112:8 彼の心は堅固で恐れることなく ついに彼は敵を支配する。
112:9 貧しい人々にはふるまい与え その善い業は永遠に堪える。彼の角は高く上げられて、栄光に輝く。
112:10 神に逆らう者はそれを見て憤り 歯ぎしりし、力を失う。神に逆らう者の野望は滅びる。
1コリント 7:1 そちらから書いてよこしたことについて言えば、男は女に触れない方がよい。
7:2 しかし、みだらな行いを避けるために、男はめいめい自分の妻を持ち、また、女はめいめい自分の夫を持ちなさい。
7:3 夫は妻に、その務めを果たし、同様に妻も夫にその務めを果たしなさい。
7:4 妻は自分の体を意のままにする権利を持たず、夫がそれを持っています。同じように、夫も自分の体を意のままにする権利を持たず、妻がそれを持っているのです。
7:5 互いに相手を拒んではいけません。ただ、納得しあったうえで、専ら祈りに時を過ごすためにしばらく別れ、また一緒になるというなら話は別です。あなたがたが自分を抑制する力がないのに乗じて、サタンが誘惑しないともかぎらないからです。
7:6 もっとも、わたしは、そうしても差し支えないと言うのであって、そうしなさい、と命じるつもりはありません。
7:7 わたしとしては、皆がわたしのように独りでいてほしい。しかし、人はそれぞれ神から賜物をいただいているのですから、人によって生き方が違います。
7:8 未婚者とやもめに言いますが、皆わたしのように独りでいるのがよいでしょう。
7:9 しかし、自分を抑制できなければ結婚しなさい。情欲に身を焦がすよりは、結婚した方がましだからです。
男と女の関係、特に夫婦の関係というのは、とても神秘的であり、神聖なものである。
人が互いに愛し合う基本的な関係であると同時に、欲情や性の問題とも密接に関係しているし、人の命の問題に関わってくるからである。
全ての人間が、一人の男性と一人の女性との間に生まれてくる。
誰もが必ず父親と母親を持っている。
普段はあまり考えることも少ないが、私たち一人一人の命はそういった神秘性の中に命を与えられてきた。
偶然でもなく、生まれるべくして生まれてきた命でもある。
もっとも、男と女の関係、夫婦の関係というのは、単に性の問題だけではなく、全ての面で助け合い、支え合って生きて行く存在として結び合わされるものである。
手をつないで歩いても良い。
互いに労り合う言葉をかけあうのも良い。
神が意図された「夫婦は一体である」という神聖な関係の中で共に生きて行くことが大切なのだろう。
そして、それは、イエス様と私の関係にも通じること。
私たちは、一人一人がキリストの花嫁のごとく、キリストに結び合わされ、手をつなぎ、言葉を交わし、共に生きて行く。
イエス様の尊い犠牲によって与えられた永遠の命を頂いて、イエス様と共に生きて行こう。