レビ 15:19 女性の生理が始まったならば、七日間は月経期間であり、この期間に彼女に触れた人はすべて夕方まで汚れている。
15:20 生理期間中の女性が使った寝床や腰掛けはすべて汚れる。
15:21 彼女の寝床に触れた人はすべて、衣服を水洗いし、身を洗う。その人は夕方まで汚れている。
15:22 また、その腰掛けに触れた人はすべて、衣服を水洗いし、身を洗う。その人は夕方まで汚れている。
15:23 彼女の寝床や腰掛けを使って、それに触れたならば、その人は夕方まで汚れている。
15:24 もし、男が女と寝て月経の汚れを受けたならば、七日間汚れる。またその男が使った寝床はすべて汚れる。
15:25 もし、生理期間中でないときに、何日も出血があるか、あるいはその期間を過ぎても出血がやまないならば、その期間中は汚れており、生理期間中と同じように汚れる。
15:26 この期間中に彼女が使った寝床は、生理期間中使用した寝床と同様に汚れる。また、彼女が使った腰掛けも月経による汚れと同様汚れる。
15:27 また、これらの物に触れた人はすべて汚れる。その人は衣服を水洗いし、身を洗う。その人は夕方まで汚れている。
15:28 彼女が出血の汚れから清くなり、七日間が過ぎたならば、その後は清くなる。
15:29 八日目に、彼女は二羽の山鳩か家鳩を調え、それを臨在の幕屋の入り口で祭司に渡す。
15:30 祭司は一羽を贖罪の献げ物、他の一羽を焼き尽くす献げ物として主の御前にささげ、彼女の異常出血の汚れを清めるために贖いの儀式を行う。
15:31 あなたたちはイスラエルの人々を戒めて汚れを受けないようにし、あなたたちの中にあるわたしの住まいに彼らの汚れを持ち込んで、死を招かないようにしなさい。

詩篇 88:1  歌。賛歌。コラの子の詩。指揮者によって。マハラトに合わせて。レアノト。マスキール。エズラ人ヘマンの詩。 
88:2 主よ、わたしを救ってくださる神よ 昼は、助けを求めて叫び 夜も、御前におります。
88:3 わたしの祈りが御もとに届きますように。わたしの声に耳を傾けてください。
88:4 わたしの魂は苦難を味わい尽くし 命は陰府にのぞんでいます。
88:5 穴に下る者のうちに数えられ 力を失った者とされ
88:6 汚れた者と見なされ 死人のうちに放たれて 墓に横たわる者となりました。あなたはこのような者に心を留められません。彼らは御手から切り離されています。
88:7 あなたは地の底の穴にわたしを置かれます 影に閉ざされた所、暗闇の地に。
88:8 あなたの憤りがわたしを押さえつけ あなたの起こす波がわたしを苦しめます。
88:9 あなたはわたしから 親しい者を遠ざけられました。彼らにとってわたしは忌むべき者となりました。わたしは閉じ込められて、出られません。
88:10 苦悩に目は衰え 来る日も来る日も、主よ、あなたを呼び あなたに向かって手を広げています。
88:11 あなたが死者に対して驚くべき御業をなさったり 死霊が起き上がって あなたに 感謝したりすることがあるでしょうか。
88:12 墓の中であなたの慈しみが 滅びの国であなたのまことが 語られたりするでしょうか。
88:13 闇の中で驚くべき御業が 忘却の地で恵みの御業が 告げ知らされたりするでしょうか。
88:14 主よ、わたしはあなたに叫びます。朝ごとに祈りは御前に向かいます。
88:15 主よ、なぜわたしの魂を突き放し なぜ御顔をわたしに隠しておられるのですか。
88:16 わたしは若い時から苦しんで来ました。今は、死を待ちます。あなたの怒りを身に負い、絶えようとしています。
88:17 あなたの憤りがわたしを圧倒し あなたを恐れてわたしは滅びます。
88:18 それは大水のように 絶え間なくわたしの周りに渦巻き いっせいに襲いかかります。
88:19 愛する者も友も あなたはわたしから遠ざけてしまわれました。今、わたしに親しいのは暗闇だけです。

2コリント 9:1 聖なる者たちへの奉仕について、これ以上書く必要はありません。
9:2 わたしはあなたがたの熱意を知っているので、アカイア州では去年から準備ができていると言って、マケドニア州の人々にあなたがたのことを誇りました。あなたがたの熱意は多くの人々を奮い立たせたのです。
9:3 わたしが兄弟たちを派遣するのは、あなたがたのことでわたしたちが抱いている誇りが、この点で無意味なものにならないためです。また、わたしが言ったとおり用意していてもらいたいためです。
9:4 そうでないと、マケドニア州の人々がわたしと共に行って、まだ用意のできていないのを見たら、あなたがたはもちろん、わたしたちも、このように確信しているだけに、恥をかくことになりかねないからです。
9:5 そこで、この兄弟たちに頼んで一足先にそちらに行って、以前あなたがたが約束した贈り物の用意をしてもらうことが必要だと思いました。渋りながらではなく、惜しまず差し出したものとして用意してもらうためです。

今週の聖日の日課で、12年もの間、出血が止まらない病気で苦しんできた女性が、こっそりとイエス様の服に触れて癒してもらおうとした出来事が語られた。
永年苦しんできたことや、病気の特性から、人前でこれらのことを話すことはとても勇気のいることであっただろう。
しかし、イエス様はあえて彼女を見いだし、彼女自身から自らのことを打ち明けさせるように導いたのである。
こういった特殊な病もそうだが、なかなか人前では話しにくい事柄というものがある。
コンプレックスになっている事だったり、性の問題だったり、お金の問題等もそうかもしれない。
コリントの手紙の箇所では、教会の働きを支えるための献金についての勧めが語られているが、献金については、あまり多く語ると、あたかもお金だけを目的にしているように思われ、聞く人は良い感じはしない。
だからと言って、何も言わないのもおかしいし、なかなか難しいジャンルの話であると言えるだろう。

1テモテ6:9 金持ちになろうとする者は、誘惑、罠、無分別で有害なさまざまの欲望に陥ります。その欲望が、人を滅亡と破滅に陥れます。
6:10 金銭の欲は、すべての悪の根です。金銭を追い求めるうちに信仰から迷い出て、さまざまのひどい苦しみで突き刺された者もいます。

聖書には、確かにこういった言葉も記されているため、金銭に関することは悪いことといったイメージを持ちやすいのかもしれない。
けれど、よくよく注意したいのは、ここで注意喚起されていることは「金銭の欲」であって、本質的には「欲望」が問題であるということである。
金銭とは、便利な道具に過ぎない。
ただ、それさえあれば何でもできるかのように錯覚し、むさぼるようになるところに問題があるのであろう。
性の問題なども同じである。
欲望に支配されて行動するならば、そこには必ず罪ゆえの滅びへの道が開かれていくだけである。

しかし、欲望によってではなく、神に創られた人として、神聖なものとして用いるならば、必ず祝福される。
大切なことは、その目的や用い方であろう。

本当は、何の気兼ねなく、いろんなことをざっくばらんに話し合えたらいいのだろうけれども、人それぞれに感じ方やこだわりも違うので、なかなか難しいのが実情である。
けれど、主にあって、一見恥ずかしいと思えるような事、他人にはあまり話したくないような事も、己の欲望に従って用いるのではなく、神が備えて下さった本来の目的に従って正しく用いて行けば、主は必ず豊かに祝福し、有益なこととして用いて頂けると信じたい。
口にするのは相変わらず難しいかもしれないけれど、せめて、心の中だけでも神の御前に赦され祝福されたものとして、フラットに生きていきたいものである。

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