ナホム 1:1 ニネベについての託宣。エルコシュの人ナホムの幻を記した書。
1:14 主はお前について定められた。「お前の名を継ぐ子孫は、もはや与えられない。わたしは、お前の神の宮から 彫像と鋳像を断ち 辱められたお前のために墓を掘る。」
2:1 見よ、良い知らせを伝え 平和を告げる者の足は山の上を行く。ユダよ、お前の祭りを祝い、誓願を果たせ。二度と、よこしまな者が お前の土地を侵すことはない。彼らはすべて滅ぼされた。
2:2 襲いかかる敵がお前に向かって上ってくる。砦を守り、道を見張れ。腰の帯を締め、力を尽くせ。
2:3 主はヤコブの誇りを回復される イスラエルの誇りも同じように。略奪する者が彼らを略奪し その枝を荒らしはしたが。
詩篇 145:1 賛美。ダビデの詩。 わたしの王、神よ、あなたをあがめ 世々限りなく御名をたたえます。
145:2 絶えることなくあなたをたたえ 世々限りなく御名を賛美します。
145:3 大いなる主、限りなく賛美される主 大きな御業は究めることもできません。
145:4 人々が、代々に御業をほめたたえ 力強い御業を告げ知らせますように。
145:5 あなたの輝き、栄光と威光 驚くべき御業の数々をわたしは歌います。
145:6 人々が恐るべき御力について語りますように。大きな御業をわたしは数え上げます。
145:7 人々が深い御恵みを語り継いで記念とし 救いの御業を喜び歌いますように。
145:8 主は恵みに富み、憐れみ深く 忍耐強く、慈しみに満ちておられます。
2コリント 13:1 わたしがあなたがたのところに行くのは、これで三度目です。すべてのことは、二人ないし三人の証人の口によって確定されるべきです。
13:2 以前罪を犯した人と、他のすべての人々に、そちらでの二度目の滞在中に前もって言っておいたように、離れている今もあらかじめ言っておきます。今度そちらに行ったら、容赦しません。
13:3 なぜなら、あなたがたはキリストがわたしによって語っておられる証拠を求めているからです。キリストはあなたがたに対しては弱い方でなく、あなたがたの間で強い方です。
13:4 キリストは、弱さのゆえに十字架につけられましたが、神の力によって生きておられるのです。わたしたちもキリストに結ばれた者として弱い者ですが、しかし、あなたがたに対しては、神の力によってキリストと共に生きています。
パウロは、コリントの教会の中にある問題について憂い、なんとか正しい方向へ導こうと祈り求めていたのであろう。
直前の箇所にも、コリントの教会の現状を表す厳しい言葉が記されている。
2コリント 12:20 わたしは心配しています。そちらに行ってみると、あなたがたがわたしの期待していたような人たちではなく、わたしの方もあなたがたの期待どおりの者ではない、ということにならないだろうか。争い、ねたみ、怒り、党派心、そしり、陰口、高慢、騒動などがあるのではないだろうか。
12:21 再びそちらに行くとき、わたしの神があなたがたの前でわたしに面目を失わせるようなことはなさらないだろうか。以前に罪を犯した多くの人々が、自分たちの行った不潔な行い、みだらな行い、ふしだらな行いを悔い改めずにいるのを、わたしは嘆き悲しむことになるのではないだろうか。
教会も含め、どんな組織であろうと、人が集い、人の数が増えてくると、どうしても、意見がまとまらなくなることもあるし、個々の違いによって争いのようなことが起きることもある。
しかし、なぜそこに集っているのかということを考えた時、小さな差には目をつむって、最も基本的な事を重視ながら、お互いの立場を尊重し合っていくしかないのであろう。
教会の場合、キリストにあって救われた者の集まりである、ということであろう。
人が違えば、みな個性も考え方も違う。
けれども、キリストにあって罪赦され救われた者であるという事実は同じである。
その点がおろそかにされているのなら、そこは改めていかなければならないだろう。
けれども、そうでない場合は、多少大目に見ることも必要であろうと思うし、大事なことを見失わなければ、互いに赦しあうことも大切である。
何が本当に大事な事である、大切な事であるのかということは、なかなか難しい面もあるけれど、同じキリストにあって救われた者であるという事実をしっかりと意識していれば、それで良いのだろう。
ガラテヤ3:26 あなたがたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。
3:27 洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです。
3:28 そこではもはや、ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由な身分の者もなく、男も女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにおいて一つだからです。
私たちは同じキリストを着た者として生きているが、みな同じではなく、一人一人個性も異なる。
同じ制服を着ていても、一人一人違うようなもの。