ミカ 3:1 わたしは言った。聞け、ヤコブの頭たち イスラエルの家の指導者たちよ。正義を知ることが、お前たちの務めではないのか。
3:2 善を憎み、悪を愛する者 人々の皮をはぎ、骨から肉をそぎ取る者らよ。
3:3 彼らはわが民の肉を食らい 皮をはぎ取り、骨を解体して 鍋の中身のように、釜の中の肉のように砕く。
3:4 今や、彼らが主に助けを叫び求めても 主は答えられない。そのとき、主は御顔を隠される 彼らの行いが悪いからである。
詩篇 15:1 賛歌。ダビデの詩。 主よ、どのような人が、あなたの幕屋に宿り 聖なる山に住むことができるのでしょうか。
15:2 それは、完全な道を歩き、正しいことを行う人。心には真実の言葉があり
15:3 舌には中傷をもたない人。友に災いをもたらさず、親しい人を嘲らない人。
15:4 主の目にかなわないものは退け 主を畏れる人を尊び 悪事をしないとの誓いを守る人。
15:5 金を貸しても利息を取らず 賄賂を受けて無実の人を陥れたりしない人。これらのことを守る人は とこしえに揺らぐことがないでしょう。
ヨハネ 13:31 さて、ユダが出て行くと、イエスは言われた。「今や、人の子は栄光を受けた。神も人の子によって栄光をお受けになった。
13:32 神が人の子によって栄光をお受けになったのであれば、神も御自身によって人の子に栄光をお与えになる。しかも、すぐにお与えになる。
13:33 子たちよ、いましばらく、わたしはあなたがたと共にいる。あなたがたはわたしを捜すだろう。『わたしが行く所にあなたたちは来ることができない』とユダヤ人たちに言ったように、今、あなたがたにも同じことを言っておく。
13:34 あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。
13:35 互いに愛し合うならば、それによってあなたがたがわたしの弟子であることを、皆が知るようになる。」
13:36 シモン・ペトロがイエスに言った。「主よ、どこへ行かれるのですか。」イエスが答えられた。「わたしの行く所に、あなたは今ついて来ることはできないが、後でついて来ることになる。」
ついにイギリスがEUから離脱する日がやってきた。
今後、どのような影響があるのか分からないが、離脱を支持してきたイギリスの人たちは、勝ち誇った気持ちでいるのであろうと思う。
離脱に関し、詳しいことは分からないが、おそらく自国の利益を優先した結果であろうと思う。
こうした動きはイギリスだけに限ったことではなく、どこの国も同じであろう。
国家がそういう考え方で動いているのは、そこに住む人たちの多くがそのように考えているからである。
自分中心、自己利益確保、そういった考え方は、人間の基本的な考え方なのであろう。
イエス様が仰せられる戒めは、それとはまったく異なる方向を向いている。
イエス様は、「あなたがたは互いに愛し合いなさい」と語られる。
しかも「わたしがあなたがたを愛したように」との言葉がついて、イエス様が私たちを愛して下さったように、あなたがたも互いに愛し合いなさいと語られている。
まずはイエス様がどのような仕方で私たちを愛して下さったかを知ることが大切であり、十字架で自分の命をささげてまでも救おうとされた、そのような愛を受けて、私たちもまた、互いのために命をかけて愛し合う事が求められているのだろう。
もちろん、命は一つしかないし、一度きりのものだから、簡単に命を捨てることはできないが、自分のことばかり考えないで、周囲の人たちのことも考えて行くことや、自分の利益だけを優先せず、他者の利益になることも考えつつ、お互いに幸いになるためにはどうすれば良いのかと考え、行動していくことなら、少しはできるかもしれない。
まずは、ちょっとした配慮を心がけていきたい。
そこから、少しずつ思いと行いを広げていけたら良いし、イエス様のようにとはいかなくても、小さなところから一歩ずつ、イエス様の愛にならう生き方へと変えられていけたらと願う。