コロサイ 3:18 妻たちよ、主を信じる者にふさわしく、夫に仕えなさい。
3:19 夫たちよ、妻を愛しなさい。つらく当たってはならない。
3:20 子供たち、どんなことについても両親に従いなさい。それは主に喜ばれることです。
3:21 父親たち、子供をいらだたせてはならない。いじけるといけないからです。
3:22 奴隷たち、どんなことについても肉による主人に従いなさい。人にへつらおうとしてうわべだけで仕えず、主を畏れつつ、真心を込めて従いなさい。
3:23 何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から行いなさい。
3:24 あなたがたは、御国を受け継ぐという報いを主から受けることを知っています。あなたがたは主キリストに仕えているのです。
3:25 不義を行う者は、その不義の報いを受けるでしょう。そこには分け隔てはありません。
4:1 主人たち、奴隷を正しく、公平に扱いなさい。知ってのとおり、あなたがたにも主人が天におられるのです。
教会にいらしているご夫妻が、いつも互いに「エフェソ5章22~24節を読め」「そのまま25~28節も読んだら?」と言い合っておられる。
コロサイの手紙にも同様なことが書かれている。
しかし、ここでは、夫婦関係だけでなく、親子の関係や主人と奴隷といった関係にも触れられている。
どちらが上で、どちらが下という関係ではなく、お互いがそれぞれの立場を尊重し、それぞれに任されている役割を全うせよ、ということなのだろう。
自分のほうが相手より勝っているとか、上だなどと考えているようでは、キリストの僕としてはふさわしくないのだろう。
1コリント4:7 あなたをほかの者たちよりも、優れた者としたのは、だれです。いったいあなたの持っているもので、いただかなかったものがあるでしょうか。もしいただいたのなら、なぜいただかなかったような顔をして高ぶるのですか。
4:8 あなたがたは既に満足し、既に大金持ちになっており、わたしたちを抜きにして、勝手に王様になっています。いや実際、王様になっていてくれたらと思います。そうしたら、わたしたちも、あなたがたと一緒に王様になれたはずですから。
自分の立場を驕り高ぶる者は、裸の王様のような者であろう。
そうではなく、全ては神から与えられた賜物、それを何のために、どのように用いていくか。
謙遜に、かつ、有益に仕えていきたいものである。