1ヨハネ 2:1 わたしの子たちよ、これらのことを書くのは、あなたがたが罪を犯さないようになるためです。たとえ罪を犯しても、御父のもとに弁護者、正しい方、イエス・キリストがおられます。
2:2 この方こそ、わたしたちの罪、いや、わたしたちの罪ばかりでなく、全世界の罪を償ういけにえです。
2:3 わたしたちは、神の掟を守るなら、それによって、神を知っていることが分かります。
2:4 「神を知っている」と言いながら、神の掟を守らない者は、偽り者で、その人の内には真理はありません。
2:5 しかし、神の言葉を守るなら、まことにその人の内には神の愛が実現しています。これによって、わたしたちが神の内にいることが分かります。
2:6 神の内にいつもいると言う人は、イエスが歩まれたように自らも歩まなければなりません。

「神の掟を守る」と言うと、何か、厳しい戒律を守らなければならないような印象を持つかもしれない。
しかし、神の掟とは、神の言葉でもあり、救いの約束のことでもある。
イエス様の尊い贖いの代価によって救われた者として生きる、ということが、最も大切な掟の中心的な要素である。
もちろん、罪を犯さないようになることも求められてはいるが、「たとえ罪を犯しても、御父のもとに弁護者、正しい方、イエス・キリストがおられます」との御言葉に立ち返ることが求められている。
他者を愛せる人になれるのなら、それは素晴らしいことだが、たとえそれが完全にできなかったとしても、キリストのゆえに赦しの約束があり、「赦された罪人」として歩むことのできる幸いを覚えたいものである。

Write a comment:

Your email address will not be published.