ルカ 12:54 イエスはまた群衆にも言われた。「あなたがたは、雲が西に出るのを見るとすぐに、『にわか雨になる』と言う。実際そのとおりになる。
12:55 また、南風が吹いているのを見ると、『暑くなる』と言う。事実そうなる。
12:56 偽善者よ、このように空や地の模様を見分けることは知っているのに、どうして今の時を見分けることを知らないのか。」
ここで語られているような事柄は、よく蒜山で体験した。
西から真っ黒な雲が沸き起こってくると、はげしい夕立となる。
特に、蒜山のような高原では、雲と山との距離が近く、雲が沸いたなと思ったら、ほとんど10分ほどで大雨となる。
また、南風が吹くと暑くなるというのは、むしろ、「今日はなんだか生暖かいなあと思ったら、南風が吹いているからか」といった感じで、気が付くのとほぼ同時である。
何が言いたいかというと、天気の変化を知らせる兆しは、ほとんどタイムラグなしにやってくるということであり、兆しが見えたら、すぐに行動に移すべき、ということなのであろう。
しかし、私たちは、ともすると、「いつか」とか「またいつか」と言っては、今やるべきことすら先延ばしにしてしまうことが多い。
今やるべきことは今しかないのである。
だから、時の変化の兆しが見えたなら、躊躇してはならない。
神様に示されたことは、すぐに実行する。
何もかも後回しにしていけば、自分がそのツケを支払うことになるだけである。
2コリント6:1 わたしたちはまた、神の協力者としてあなたがたに勧めます。神からいただいた恵みを無駄にしてはいけません。
6:2 なぜなら、「恵みの時に、わたしはあなたの願いを聞き入れた。救いの日に、わたしはあなたを助けた」と神は言っておられるからです。今や、恵みの時、今こそ、救いの日。
もし、イエス様を信じたいという方がおられたら、まだ時ではないとは考えず、今こそ救いの時と捉え、まっすぐに行動に移してほしいと願うものです。