ところが、ほかの種は、よい土地に落ち、実を結んで、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍にもなった。耳のある者は聞きなさい。
マタイ13章8~9節
「種を蒔く人のたとえ」、「たとえを用いて話す理由」、「種を蒔く人のたとえの説明」と表題のつけられている箇所です。
天の国の秘密
第一のこと、11節を見ると、「天の国の秘密」ということが言われています。「天国」、「神の国」それは、救われたわたしたちが、やがて迎えていただける永遠の世界です。とともに、神の支配という意味もあります。この地上にあっても、神様が確かに支配しておられる。神様が確かに生きておられる。そのような経験を、わたしたち、することができるのです。
みことばによる
第二のこと、そのような天国の秘密、天国の奥儀と言えるような経験をすることができる。それは、神のことば、みことばによるということです(ペトロ第一の手紙1章23節、ペトロ第一の手紙2章2節)。わたしたちが救われ、神の子として成長する。それは、神のことば、みことばによります。そのために、わたしたちにとって基本となる。それは、礼拝です。
とともに、みことばを思い巡らすこと、みことばに従うこと、みことばをあかしすること。そのことを通して、わたしたちは、自分のうちに蒔かれたみことばが芽を出し、成長することを助けることができるのです。
茨との戦い
第三に、茨の現実ということに心を向けたいと思います。わたしたちのうちに蒔かれたみことばの種の成長を阻み、それを窒息させようとする力が、わたしたちに働いています。そして、わたしたちの内側にも、絶えず、そのようなことに引かれ、飲み込まれそうになる肉が存在しているのです。それは、人間のがんばりによって、なんとかできることではありません。それは、礼拝を通して、断ち切っていただいて、また、新しい人として一週間歩むようにと、わたしたち、招かれているのです。
(前川隆一牧師)