教会のなりたち

青谷福音ルーテル教会は、1950年にノルウェー・ルーテル伝道会の宣教により開校した神戸ルーテル聖書学院の学生が、放課後や日曜日に伝道実習の一環としてなされた働きの実として生まれました。組織の形成よりも御言葉の学び、福音の伝達、信仰者の交わりによって出来上がってきた信仰者の群れとしてスタートした教会です。

1952年に1名の受洗者が与えられ、その後近隣に住む婦人5名が1954年のクリスマスに洗礼を受けられました。この時が青谷教会の始めと考えられています。

最初、教会は「神戸ルーテル聖書学院教会」と称していましたが、1954年より、「青谷ルーテル教会」と呼ばれるようになりました。1956年、青谷教会は正式に教会として組織され、15名の会員で始まりました。以後、数多くのノルウェーの宣教師や、牧師、伝道師によって、牧会が続けられています。

青谷教会の礼拝は、設立当時は現在の神戸ルーテル神学校の事務所、教室などを使用して行われていました。1956年に神戸ルーテル聖書学院の建物が建築されてからは、その建物の聖書学院と青谷教会が共有している礼拝堂で、50年にわたり礼拝が守られてきました。2008年には聖書学院の北の土地に、念願の青谷教会の会堂が建築されました。

阪神間の広い地域より、幼子からお年寄りまで幅広い年齢層の人たちが集う教会です。

1956年から2008年まで聖書学院と共用した礼拝堂

2008年に建てられた教会の礼拝堂