イエスは言われた。「恐れることはない。行って、わたしの兄弟たちにガリラヤへ行くように言いなさい。そこでわたしに会うことになる。」  マタイ28章10節
 
今日は、教会暦では「三位一体主日」です。神が、父、御子、聖霊という三つの位格をおもちのお方ということ、それは、父、御子、聖霊という完全な、そして、永遠の交わりの中におられるお方ということを表しています。そして、その交わりの中へと、わたしたちは招かれているのです。

キリストを通して
そういう意味で、主にあって兄弟姉妹とされているとは、どのようなことを意味しているのかを確認する。それは、この三位一体主日にふさわしいことです。第一に、兄弟姉妹とされているわたしたち信仰者の関係、それは、主にあって、また、主のよって与えられたものである。そのことを覚えたいと思います。わたしたちの信仰の基礎、また、交わりの基礎、それは、わたしたちの内ではなく、わたしたちの外で起こったできごと、キリストの十字架によっているのです。

感謝
第二に、わたしたちは、「感謝」から始めるようにと招かれている。このことに心を留めたいと思います。イエス様も、「ごく小さな事に忠実な者は、大きな事にも忠実である。ごく小さな事に不忠実な者は、大きな事にも不忠実である」とおっしゃいました(ルカ16章10節)。小さなことに感謝する。感謝を習慣とする。そのことを通して、神様は大きな感謝を、わたしたちに与えて下さるのです。

十字架に対する感謝
第三に覚えたいこと。それは、「感謝」は「感謝」でも、まず、十字架に対する感謝から始めたいということです。「兄弟に対する大きな幻滅の時こそ、それはまさに私たちにとって比べられないほど大きな益となる時ではないか。なぜなら、そのことが私に、私たちはどちらも、自分自身のことばと行為とによっては生きることができず、ただ私たちをほんとうに結びつける一つの御言葉と一つの御業において、すなわちイエス・キリストにおける罪の赦しによってのみ生きることができるのだということを、根本的に教えてくれるからである。」

(前川隆一牧師)

本日の礼拝はこちら