先週のメッセージ
「もし、だれかが、『なぜほどくのか』と尋ねたら、『主がお入り用なのです』と言いなさい。」 ルカ19章31節
イエス様がエルサレムに入城して行かれた場面です。
冒険
そのようなイエス様のエルサレム入城のできごとを通して、第一に、冒険ということを覚えたいと思います。28節、「イエスはこのように話してから」とあります。では、イエス様は何をお話になったのか。それは、「ムナのたとえ」です。わたしたちも、神様から冒険へと招かれているのです。わたしたちに与えられている財を、能力を、時間を用いて、あなたがたはどんな人生の実を結ぼうとしているのか。そう神様は、わたしたちに問うておられるのです。
主の冒険
第二に、そのように冒険へと招かれているわたしたちのために、イエス様が冒険をして下さった。そのことを覚えたいと思います。わたしたちは、冒険へと招かれています。でも、そこで経験する。それは、働いても働いても報われないという現実です。仕えても仕えても顧みられないという現実です。そんなわたしたちのために、冒険をして下さった。それが、イエス様でした。イエス様は、天の栄光を捨てて、わたしたちと同じ人間となってくださった。それだけではなく、十字架で命を献げて下さいました。このイエス様の冒険のゆえに、わたしたちは、無代価で、恵みにより、信仰によって、赦され、神の子としていただくことができるのです。
主のことばに従うという冒険
第三に、このイエス様の冒険を土台にして、わたしたちは、冒険へと招かれている。そのことを第三に覚えたいと思います。それは、主のみことばに従うという冒険です。イエス様の冒険のゆえに、わたしたちは、無代価で、恵みにより、それを受け取る信仰によって、赦され、神の子としていただきました。その赦しといのちを具体的に受け取る。それが、この礼拝のときです。そして、そこから、主のおことばをいただいて冒険へと遣わされて行く。それが、一週間の歩みなのです。
(前川隆一牧師)
以前のメッセージ
そして、十二人を呼び寄せ、二人ずつ組にして遣わすことにされた。 マルコ6章7節a イエス様が12人の弟子たちを…
聖書:コリント信徒への手紙 第一 1章24節 ユダヤ人であろうがギリシャ人であろうが、召された者には、神の力、神の知恵であるキリストを宣べ伝えているのです。
聖書:マルコによる福音書5章34節 イエスは言われた。「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心していきなさい。もうその病気にかからず、元気に暮らしなさい。」
聖書:マルコによる福音書 4章39節 イエスは起き上がって、風を叱り、湖に、「黙れ。静まれ」と言われた。すると、風はやみ、すっかり凪になった。