ペテロが答えた。「あなたは、メシアです。」 マルコ8:29

1)私たちはイエス様のことを何者と告白するか
私たちは礼拝で「主こそメシアです」と使徒信条を持って信仰告白を行います。そのように、私たちは信仰告白しながらも肉の思いでイエス様に従えないときがあります。私たちの信じている神様というのは日曜日だけの神様ではありません。どんな時でもどんなことがあっても導いて下さるお方です。どんなときでも神様のことを覚えて信仰告白していくことこそが大事なのです。信仰告白している生活の中で、与えて下さった恵みを振り返ってみたときに、イエス様は私たちに対してたくさん応答をしてくださっています。

2)イエス様に従っていく素晴らしい恵みに与ることが出来る
イエス様に付き従うことは決して楽ではありません。イエス様に従うことは自分を捨て、十字架を背負いなさいと言われました(34)。十戒の第一戒では自分の持っているものを神様のようにしないということを強調しています。この世のどれだけの財産や地位を築いてもイエス様の福音に勝るものはありません。自分を捨てるというよりも、イエス様に自分を委ねる、そのことが大事です。委ねることで、イエス様がすべてのことを備え用意してくださる約束に繋がっていきます。決して私たちの力だけでは自分のことをイエス様に委ねることは出来ません。イエス様の導きと助けがあるからこそ、私たちはイエス様の福音のために自分を委ね、恐れ、愛し、信じることで全ての必要を満たしてくださいます。

3)十字架を共に背負ってくれているイエス様
イエス様は私達が背負うべき十字架を共に背負ってくださいます。私たちが受けなければいけなかった罰をイエス様が受けてくださいました。イエス様は私たちを愛していたからこそできたことです。私たちが背負うべき十字架は一人の力だけでは決して最後まで運ぶことは出来ません。どんなときでも、何をしていてもイエス様は共にいて十字架を背負って導いてくださるお方です。イエス様のその導きは一時的なものではなく、この世の終わりまで続く永遠の導きと助けです。イエス様と共に歩み十字架を背負うその信仰生活は絶望ではなく、喜びと希望に変えてくださいます。そのような私たちにとって最高の贈り物を与えて下さる方を「私の神様」として信仰告白しています。

(朴潤洙神学生)

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