小さな群れよ、恐れるな。あなたがたの父は喜んで神の国をくださる。ルカ12章32節
「思い悩むな」、「目を覚ましている僕」と表題のつけられている部分です。

恐れからの解放
第一に、わたしたちは、どのようにして恐れから解放されることができるのでしょうか。イエス様は、「小さな群れよ」とおっしゃいました。どうして、イエス様は、わざわざ、「小さな群れよ」とおっしゃったのでしょうか。ここで、本質的なこと、それは、「小さな」ということより、「群れよ」とイエス様がおっしゃったことです。「群れ」という限り、それを導く羊飼いがいるのです。まことの羊飼いなる主イエス様に導かれて歩む、それが、教会であり、わたしたち一人ひとりであるということです。とともに、教会が、主に導かれた群れと言うとき、それは、主の血の注ぎを受けた群れということも、わたしたちは覚える必要があります。教会、そして、わたしたち一人ひとりは、まことの羊飼いである主イエス様に導かれた群れであるのです。そして、まことの羊飼いである主イエス様の血の注ぎを受けた群なのです。だから、「恐れるな」そう、イエス様がわたしたちに語りかけて下さっているということです。

使命に生きる
第二のこと、わたしたちは、恐れから解放され、その上で、どのようにして使命に生きることができるのでしょうか。みことばを通して仕えていただいて、仕える者として歩む。そして、やがて天の御国において主に仕えていただく経験をする。そのことを目指して、仕える者として歩む。それが、わたしたちの信仰の歩みです。わたしたちは、主に仕えていただいて、仕える者として、使命に生きる者として歩むことができるのです。

教会、そして、わたしたち一人ひとりは、まことの羊飼いである主イエス様に導かれた群れであるのです。そして、まことの羊飼いである主イエス様の血の注ぎを受けた群なのです。だから、「恐れるな」そう、イエス様がわたしたちに語りかけておられます。わたしたちは、主に仕えていただいて、仕える者として、使命に生きる者として歩むことができるのです。この週も、与えられた使命に生きる者として、遣わされて参りましょう。

(前川隆一牧師)

本日の礼拝動画はこちら