「私たちを導く三位一体の主」
ヨハネ14:15〜21
今日の聖書個所は、聖木曜日のイエス様逮捕寸前の記事。本来は14章から17章までの通読をお奨めしたい。
1.主イエス様の告別説教の要点-弟子たちに語られた。
15節 主を大切に思うから、主の掟を守りたいと思う。
16-7節 父、子、聖霊の三位の神様がその役割分担をもって、一体として私たちに関わってくださる。
18-20節 三位一体の神様の御心を私たちが知ってしまったという事実を、世の支配も変えることができない。
21節 三位一体の主の高価な恵みを知った私は服従へと促される。そして、私たちの服従を通して、世が三位一体の神様の愛を知るようになる。
2.コロナ禍を生きる私たち
教会が「礼拝に来ないでください」と宣言することは「教会が教会であることを止めること(=教会の死)」。
教会はそれを宣言し、受難週に礼拝体制を変えた。
受難週とは、永遠の神がその永遠に終止符を打ち、ひとたび死なれたことを覚える時。
2000年の時を挟み、まさしく同じ緊急事態で語られた主のみ言葉と十字架を今日的にとらえ、神の死に教会の死を重ね合わせて復活信仰に立ち、主がよみがえられたように、新たな服従の使命を持って教会をよみがえらせて下さるその時を待とう。
(松田勝長老)