だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。
マタイ28章19節
有名な大宣教命令です。イエス様は、弟子たちを使命に遣わされました。そして、キリストを信じるわたしたちもまた、イエス様から使命に遣わされています。

創造的に生きる
今日は、教会の暦では、三位一体主日です。わたしたちが使命に生きるということ、それが、三位一体なる神様を信じるということと、どうかかわっているのでしょうか。わたしたちが使命に生きるというとき、第一に、わたしたちは、創造的に生きるようにと招かれています。聖霊は、創造的、クリエイティブに生きる者としてくださる霊です。そして、それは、十羽ひとからげではなく、一人一人、ユニークな存在として、創造的に生きる者として下さいます。そして、父なる神様もまた、わたしたちが、創造的に生きる者、そして、ユニークな存在として生きることを願っておられるのです。

キリストを指し示して生きる
第二に、わたしたちが使命に生きるというとき、わたしたちはキリストを指し示して生きるようにと招かれています。キリストの救いを贈り物として受け取ることを通して、わたしたちは、ほんとうの意味で、高尚な人生を生きることができるのです。意味深い人生を生きることができるのです。そして、その人生は、キリストを指し示す人生へと導かれて行くのです。

悔い改めて生きる
第三に、使命に生きるというとき、それは、悔い改めて生きるようにとわたしたちは招かれています。聖霊は、わたしたちを、キリストのもとへと導いて下さる霊です。律法を通して、わたしたちのまとはずれな姿を示し、キリストのゆるしと命を受け取るようにと招いて下さいます。繰り返し繰り返し、わたしたちは、神様のみこころから的を外してしまうのです。ですから、わたしたちは、繰り返し繰り返し、キリストのゆるしと命に与り、方向を正していただいて、創造的な人生、人を生かし、建て上げて行く、意味のある人生へと導いていただく必要があるのです。

 (前川隆一牧師)